店員から“あるモノ”に例えられたぽっちゃり女性客 屈辱体験に掲示板が湧く
店員の接客スキルの未熟さは、ショップにとっても不利益となることがある。
ぽっちゃり体型を自覚しているという女性が、あるショップでトップスを試着しようとして、店員から予想外の言葉をかけられたそうだ。海外の人気掲示板『Mumsnet』内の「Am I being unreasonable?(私の考えは間違っているでしょうか?)」というコーナーに愚痴を書き込み、反響を呼んでいる。
■2点のトップスを手に
「Is this a dig?/これって嫌味ですよね?」というタイトルで、問題の書き込みを行ったOliaaさん。福祉団体が運営しているチャリティーショップに出かけたときの出来事をつづっている。
リサイクル衣料のコーナーで好みのデザインのトップスを2点見つけ、鏡の前でそれぞれ合わせていたところ、店員が近づいてきたという。
■驚きのモノに例えた店員
そのショップには試着室があり、店員はOliaaさんに「どうぞご試着ください。ご自宅でも構いませんよ。30日以内でしたら返品も可能、代金もお返しします」と告げた。
親切な話だと思ったが、店員はさらに「鏡に映ったお姿が、ちょっとジャガイモが詰まった袋のように見えてしまうかもしれませんから」とも。これにOliaaさんはショックを受け、店員が自宅での試着を勧めてきた理由も理解できたのだった。
■「自尊心が傷つきますよね」
店員はOliaaさんが着るとパツンパツンになることを想像し、それを「ジャガイモ袋」に例えたのだ。Oliaaさんはあまりにひどいと感じたが、腹を立てるのは自分の了見が狭いからかと悩み、掲示板の女性たちに意見を求めたという。
多くの人が「ひどい。傷つきますよね」と同情してくれたが、「現実の問題として、ハンガーに掛かっているときは素敵でも、実際に着たらはち切れそうだったってことはある」という声もあがっている。
■「悪気はないと思うけど…」
さらに「返品可能だと説明してくれて、店員さんはむしろ親切なのでは」「悪気はないと思う。チャリティーショップだし善人だと思う」という声も寄せられた。
とはいえ、多くの人が「顧客を不快にさせない言い方を考えるべき」「同じことを伝えるのでも、気の利いた別の言い方があるだろう」とも。言葉の未熟な店員が、ショップに不利益をもたらすことは多い。このたび話題になったショップも、接客スキルの向上が求められそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)