公衆トイレのドアはなぜ短い? 意外な理由が続出し「なるほど」の声
じつは家のトイレのドアも…。隙間がある理由が話題を集めている。
海外の公衆トイレはドアと床の間の隙間が大きく、不思議に思う人も多いのではないだろうか。そんな隙間を作る理由と専門家の説明に注目が集まっていることを、『LADbible』など海外メディアが伝えた。
■ドアと床の間に隙間が…
海外に行き公衆トイレを利用すると、ドアがやけに短く「外から見えてしまうのではないか」と不安になることはないだろうか。これについてはさまざまな理由があるとされており、TikTokなどでも解説動画がたびたび話題になった。
そのなかでも特に有名な理由は、「使用者がトイレで体調を崩した際、隙間があるほうが救出しやすい」というものだ。
■良い点や効果に期待
また下に隙間があることで、清掃もしやすくなるとのこと。特に公衆トイレの場合は日に何度も確認・清掃する必要があるため、ドアの下に隙間があると何かと便利なのだという。
さらにドアを短めにすれば、費用を抑えることが可能に。そして防犯効果もあるという主張に、「なるほど」「そういうことか」と多くの人が納得したようだ。
■専門家も理由を公表
トイレを扱う会社も、これらについて「正しい」とコメント。隙間があれば「トイレ内部に嫌なニオイが長く残ることもない」「使用中であることを外から確認しやすくなる」「使用者が外を意識するため、長居せずに出る」といった利点もあると明かした。
長居する人が減れば、トイレの前に長い列ができる事態も回避できる。店、遊園地、レストランなどでトイレを待たずに利用できると、確かに大変ありがたい。
■自宅のトイレドアにも工夫
ちなみに普段あまり意識することはないが、自宅のトイレドアと床の間にもちょっとした隙間がある。この隙間は換気のためにも必要なものだというが、知らずに「欠陥住宅ではないか」と心配してしまう人が意外に多くいるそうだ。
「隙間は嫌、音漏れしそうだから」と気にする人については、費用はかかるが防音ドアに付け替えることもできるそうだ。
音、ニオイ、プライバシーなど、気になることも多いトイレ。これから家を建てる人やリフォームを考えている人は、理想的なトイレのドアをじっくり考えてみるといいかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)