親友の高級ブランド品を転売し1800万円搾取 「女の友情は紙より薄い」が現実に…
最後まで親友を信頼していた女性だったが、見事に裏切られる結果になってしまった。
信頼していた家族や友人に、もしも裏切られてしまったら…。その際に受けるショックや心の傷は想像しがたいが、ある女性は長年の親友に裏切られてしまったという。悲劇の話題をシンガポールの『AsiaOne』や『MSN』が報じている。
■「親友とはなんでも話し合える」
中国北東部の吉林省に住むリュとカオさんは、長年の親友だった。「なんでも話し合える関係」だったそうで、お互いの自宅を行き来し、どこへ行くのも一緒。食事をともにすることも多かった。
そんななか、カオさんが引っ越し、新居をリノベーションすることに。仕事や私用で留守の間、「工事の様子を見守ってほしい」とリュに鍵を預けたという。
■3年間で20品の窃盗
親友宅に自由に出入りできるようになったリュは、じつは当時、金銭的に困難な状態にあった。そこで思いついたのは、カオさんが所有する高級ブランド品を盗むことだった。
エルメスやルイ・ヴィトンのバッグをはじめ、ブルガリのブレスレットやハイブランドの服など、3年間にわたり20品もの窃盗を繰り返し、それらを転売。偽物品を購入して、カオさん宅の元の場所に戻すという狡猾さだった。
■1800万円を売り上げ
しかしある日、カオさんが高級ブランド品が偽物品とすり替わっていることに気づき、警察に通報。「親友のリュは信頼できる。関係ない」と伝えたが、警察は捜査のなかで彼女のほかに不審者はいないと判断し、ついに逮捕に踏み切った。
窃盗罪で起訴されたリュには、このたび懲役12年の有罪判決が下された。なお犯行は3年間も続き、リュは日本円にして総額約1,800万円を手に入れていた。
■過度の信頼は禁物
他人を頻繁に出入りさせる家は、やはり用心が必要だ。2021年12月には、シンガポールで働くインドネシア国籍のメイドの女(25)が窃盗罪で逮捕された。
彼女は勤めている家から衣類や食器、食料品、犬のおもちゃなど74品、約26万円相当をこっそりと盗んでいた。それらを母国の恋人や友人に送ろうとした際、宅配業者が不信に感じて通報し、逮捕ののち6週間の懲役刑が下されていた。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)