多くの人が慎重派 転倒し怪我をした経験があるのは全体の2割以下だった

危険なイメージがあるせいか、慎重に滑っているという人が多いようだ。

2023/02/12 09:00

スキー・バックカントリースキー

立春を迎えたが、まだまだ寒い日は続いており、これからウィンタースポーツを楽しむ予定がある人も多いだろう。楽しい冬の行楽だが、気をつけて行動しないと、そこには思わぬ落とし穴も…。


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■ウィンタースポーツで怪我をした経験

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で16.9%の人が「ウィンタースポーツで転倒し怪我をしてしまった経験がある」と回答した。

スキー・スノボで転倒

なお男女別に見ると、男性は19.7%、女性は14.5%という結果になっている。

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■子連れで行くので絶対に怪我できない

編集部が話を聞いた30代の女性は、「毎年、年末に家族でスノボをしに行くのですが、小学生の子供を連れているので、私が怪我をしてしまったら大変だと思い、ものすごく慎重に滑っています」と述べた。

制御できないようなスピードは出さないようにし、周囲の人にも気を配っているそうで、「上のコースに行かないので、全然上達しないんですけど」とボヤきつつ、安全に楽しむことを第一優先にしていると語った。


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■無理に止まろうとして転倒し腕を骨折

学生時代にサークルのスキー合宿で怪我をしたという30代の男性は、「カッコいいところを見せたくて、上級者のコースを滑ったのですが、急斜面でうまくコントロールできなくなって…」と述べた。

怖くなってしまい、無理な格好で止まろうとして転倒。腕の骨を折ってしまったのだそう。それだけで済んでよかったと振り返りつつ、その後の活動でメンバーにも迷惑を掛けてしまい、それ以来、絶対に無理な滑り方をしないようにしているという。


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■万が一に備えることで安心して楽しめる

安全を第一に心掛け、慎重に滑っている人が多いようだが、まずはしっかりと準備運動を行い、帽子やヘルメット、プロテクターなどを着用することも怪我のリスク軽減に繋がるという。また、実力に合ったコースを選び、ルールやマナーを守って落ち着いて滑ることで、互いに気持ちよく安全に楽しむことができるのではないだろうか。

また、万が一に備えて保険に加入しておくと安心かもしれない。個人向けや家族向け、スキー場で即日加入できるものなど、各社さまざまなプランを販売しているようなので、これからウィンタースポーツの予定がある人は改めて確認してみてもいいのではないだろう。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ

調査期間:2023年1月31日~2023年2月3日 対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

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