ひろゆき氏、部下の指導方法に持論 「昭和の考え方」に替わる手段は…
西村博之氏が、部下のミスを防止する方法を紹介。上司から積極的に指導することには…。
2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が、10日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。部下を育成することについて持論を語った。
■悩む上司にアドバイス
番組では、成長しないアラサー部下の指導に悩む40代の上司をゲストに招き、ひろゆき氏ら出演者がアドバイスをしていく。
部下のミス連発に困っていることには、業務内容をペンで手に書かせる対処法をひろゆき氏が紹介。実際に行っていたそうで、手に書いた部下は「ミスをしなくなった」という。
■ミス連発の防止策
続けて、ミスが起きないための組織作りにも言及。ミスをする人は「この人はこういうミスをする人なんだ」と割り切り、「仕事のチームの組み方変えました」と、役割分担を変更したと話している。
さらに、作成したチェックシートを別の部署の人に確認してもらうという方法も。「人に手間をかけさせてるのが心理的な圧迫になるじゃないですか」と、部下にプレッシャーをかけることが目的だと説明。「そのうちミスがなくなってきた」と、これも効果があったと伝えている。
■部下の成長には「アメとムチ」
ゲストに招かれたコンサル業で働く40代の男性は、知識の習得が重要な業界であるにもかかわらず、部下がなかなか勉強しないことに悩まされていた。
これにひろゆき氏は、「アメとムチの問題で」と切り出す。業務の成果が進退に影響しない状況下では「勉強しないで同じ給料もらい続けるのが1番効率いいじゃないですか」と、部下は努力をしないことが最も合理的だと考え、昇給や減給・クビを明示することで活を入れる方法を勧めた。
■積極的な指導は「昭和の考え方」
指導のコツを伝えてきたひろゆき氏だが、上司主導で育てなきゃいけないと思うことは「昭和の考え方」と感じる部分もあり、「『聞いてきたら伝える』っていうのが多分最適解なんじゃないかなって気がするんすよね」との持論を述べる。
上司からの教育が「押し付けのように感じる人たちっていうのが昔より多い」と、望まれないようになっていると推測。
仕事を教えても「昔の話まだしてる」「昔の自慢してる」と思われてしまうため、指導は「聞かれないかぎりは言わない」ほうがいいと考えていた。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)