関東甲信の大雪予報で「不要不急の外出」が話題 すでに泊まり込み態勢の人も
あす10日から関東甲信地方で積雪が予想されており、気象庁や国交省が不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。
気象庁と国土交通省が9日、あす10日に関東甲信地方で広く積雪となる恐れがあるとして、不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。これを受け、ツイッターでも「不要不急の外出」が話題となっている。
■警報級の大雪の恐れも
気象庁によると、あす10日から11日にかけて、発達しながら進む南岸低気圧の影響で、関東甲信地方の広い範囲で降雪があるとしている。東京都心などの平地でも積雪が予想されており、場合によっては警報級の大雪となる恐れもあるという。
そのため、国土交通省などでは大雪の場合は外出を控えるように呼びかけた。
また、NEXCO東日本など高速道路各社も、「自力走行不能車両が1台でも発生すると、長時間の渋滞や通行止めにつながる恐れがある」として、不要不急の外出を控え、広域での迂回や利用日の変更などを呼びかけている。
■「帰宅難民」を警戒する声
この発表を受け、ツイッターでは「不要不急の外出」がトレンド入り。「あした不要不急の外出やめてってレベルなのか」「あした、不要不急の外出控えてレベルになったん!?」と驚く声が寄せられた。
先月24日から26日にかけて、10年に1度クラスの寒波の影響で、各地で大雪となるなど多大な影響があったことから、「この前の最強寒波で悲惨な目に遭ったから怖いんだけど」「気象庁の『不要不急の外出控えて』は真面目に帰宅難民になる可能性がある」と警戒する声もあがった。
■すでに泊まり込み態勢の人も
また、受験シーズンとあって「あした、受験日なんだけど、電車…」「不要不急の外出するなって日に受験ってさ」と不安を訴える受験生も。
通学や通勤で外出せざるを得ない人も多く、「企業や学校に言えとあれほど…」「仕事や学校休みにしてもらわないと行くしかないでしょ」「企業の権限ある人たちに言ってくれ」との声も。
中には、「きょうは不要不急の帰宅はお控えください状態だよ(笑)」と、すでに泊まり込み態勢になっている人も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・けろこ)