突如現れた「未知の牛たん」が激ウマ …厚さ3cmの攻撃力がハンパなかった
牛たんの本場・仙台に進出した「牛たん けやき」。分厚いのに柔らかい、未知の牛たんが味わえるぞ。
しっかりとした独特の歯ごたえとヘルシーさで人気の牛たん。ただ、お店で食べようとすると高いのに薄く、枚数も少ない…とがっかりすることも。そんなイメージを覆す店が、牛たんの本場・仙台に登場したと聞き記者は現地に飛んだ。
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■おしゃれな店舗が仙台に登場
仙台駅からほど近い、青葉区一番町に2月9日11時29分(肉の日&いい肉)オープンするのが、「牛たん けやき」。
店内は木を基調としたシンプルかつオシャレな店はカフェのようで、女性1人でも入りやすそう。
■その厚さ!?
さらに、注文はLINEのシステムを用いたモバイルオーダー。一部メニューは動画で食べ方を見ることができるハイテクだ。
どんなに店舗がオシャレだろうと最先端のメニューシステムを用いていようと、肝心なのは味! 確認させてもらおうじゃないか、その実力を!
…とその前に、肉の切り出し作業を見せてもらえることに。
いやいや。
おかしいでしょ、その厚さ。「気でも狂ったのか!!!」な厚さ、なんと3cm。7mmとか10mmで喜んでいたわたしは何だったんだ。牛たんの厚さの話で、単位「cm」を使うことがあるなんて。
■3種の牛たんを味わえる!?
そんな超厚切りの3cm特上たんと合わせて、約1.8cmの上たん、低温調理した約2cm角の赤身たんを食べ比べできるのが「超極厚切三種盛定食」(3,300円)。麦めし、テールスープ、浅漬け、とろろの「牛たん定食の定番」をしっかり抑えつつ、おしゃれに仕上がっているのがすごい。
つやつや…。
3cmとかステーキでも食べにくいのに、牛たんだと硬くて噛み切れないんじゃ? と思ってしまうが、めちゃくちゃ柔らかい。こんな牛たん知らない。サクサクっとした噛み心地、さっぱりしているのに濃い旨味…いくらでも食べられそう。
3種それぞれ歯ごたえも味わいも違うのが面白い。
そのままでも十分おいしいのだが、牛たん南蛮味噌・わさび・牛たん食べるラー油・塩レモン・サクサク牛たん醤油の5種の調味料を使うと、また違う味わいに。牛たんを使った調味料はご飯にかけてもおいしい。これだけでお茶碗一杯いけそう…おかわり自由なのが怖い、頼んじゃう。
■まさかのメニューも…
定番の「牛たん定食」も最高なのだが、“斬新さ”も追い求めているそう。
そして生まれた、まさかの「牛たんひつまぶし御膳」(3,300円)。発想がおかしい。
たっぷりの牛たんの下には、牛たんのしぐれ煮がたっぷり。
まずはそのまま、とろろや薬味を乗せて、そして最後にテールスープを注げば…
サラッと食べれてしまう、恐怖のお茶漬けに。試食会ではミニサイズのひつまぶしが提供されたものの、定食を完食した後。流石に食べられ…ちゃった。怖い。
■目指すは「日本一」
「牛たん けやき」は仙台の他に、栃木やさいたま、新潟などに出店中。いずれは都内や海外にも出店し、目指すは「牛たん定食チェーン日本一」だ。
今まで見たことも食べたこともない牛たんに出会いたい人は、旅行ついでに「牛たん けやき」を訪れてみては。
今まで食べていたのは…何? と衝撃を受けるはずだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)