民家の壁の隙間から300キロ超のどんぐりが発見 物を捨てられないキツツキの仕業か
溜め込んだまま忘れていた? 民家の壁の中に、ゴミ袋8袋分のどんぐりを貯蔵していたキツツキが話題に。
民家の壁の隙間から、部屋いっぱいにあふれるほど大量のどんぐりが見つかり、SNS上で人々を驚かせている。キツツキが長年の間にわたって、溜め込み続けたものだという。『ABC News』『Oddity Central』などの海外メディアが報じた。
■壁からどんぐりが…
今年1月、アメリカ・カリフォルニア州ソノマ郡の自然の豊かな土地グレン・エレンにある家に、害虫による被害が寄せられていたという。
仕事のために呼ばれた害虫駆除業者がそこで見たものは、壁に開けた穴から部屋の中になだれ込んできた大量のどんぐりだった。
■食べずに忘れていた?
害虫駆除業者「Nick’s Extreme Pest Control」のSNSによると、家屋の外壁にはキツツキが餌を溜め込むための穴が開けられていたそうだ。
本来なら取り出して食べるためのどんぐりを、キツツキが長期間にわたって溜め続けた結果、穴からは750ポンド(約310キロ)ものどんぐりが見つかったという。
■「ドングリキツツキ」なる種も
キツツキが、自ら開けた穴にどんぐりを詰め込む習性は有名。木に「蓮コラ(ブツブツ系のコラ画像)」レベルで穴を開けるドングリキツツキという種が、ネット上でも時折話題になっている。
駆除業者は、SNSで「この鳥は物を捨てられない性格だったようだ」とコメント。出てきたどんぐりの処理には、8袋ものゴミ袋が必要だったと述べている。