池江璃花子選手、4年前の“あの日”振り返り自身を鼓舞 応援の声集まる
4年前からの歩みを振り返り、自らを鼓舞した池江璃花子選手。その姿に、声援と称賛が集まっている。
競泳女子の池江璃花子選手が8日、公式ツイッターを更新。4年前に白血病が発覚した日を振り返り、ファンからの声援が集まっている。
■2019年に白血病発覚
池江選手は2020年の東京オリンピックを目指し、2019年1月からオーストラリアで合宿していたが、同年2月7日に体調不良のため帰国。同月12日、自身のツイッターで白血病と診断されたことを公表した。
その後は療養に専念し、同年12月に退院。2020年8月に競技会に復帰した。2021年4月の日本選手権で3年ぶりに優勝し、コロナ禍で延期された同年7月の東京オリンピックで、400メートルリレーに出場した。
昨年9月には、栃木国体に東京都代表として出場してリレー競技で優勝。しかし翌10月の試合への出場を取り止め、同年内はトレーニングに専念していた。
■「充実してるなぁ」
池江選手はこの日、「4年前の2019年のきょう、2月8日。白血病発覚 私の人生が大きく変わった日。3年前の2020年のきょう、復帰後初のジムに行った日」と振り返ると、「そして2023年2月8日、壁にぶち当たってる私。充実してるなぁ」と奮闘中であることをうかがわせた。
続く投稿で、「4年前と、3年前の自分は、今の自分よりずっっと強い」と、自身に言い聞かせるようにつづり、自らを鼓舞している。
■ファンから声援集まる
池江選手の投稿に、ファンからは「『壁にぶち当たる』ってことは、前に進めてるってことです」「これまで何度も壁にぶち当たっても、その度に突破してきたんですね。今の壁だってぶっ飛ばせるはずです!」「池江ちゃんに乗り越えられない壁なんてないさ」と励ましのコメントが相次いだ。
また、「いつも璃花子さんからパワーもらってます」「あなたがいるから自分も頑張れる。希望の光です」「常に挑戦する姿がみんなに元気を与えてくれる」と称賛の声も寄せられている。