パートナーとの収入格差に悩む女性 「君が払ってくれて当たり前」の態度に愛情激減
さながらヒモになりきってしまった男性。だが長所もあり、女性は今後について悩んでいるという。
共働き世帯でどうしても生じる収入格差。バランスが取れていればベストだが、どうしても収入の高い側の負担額が大きくなり、なかには「食わせてあげている」「もっと感謝して」などと言い放ってしまう人も…。
そんななか、ある女性が掲示板に悩みを書き込み、世間の注目を集めていることをイギリスの『Mirror』が報じた。
■歩合制の仕事ゆえに
子育て世代が集う掲示板『Mumsnet』に、ある女性が「パートナーとの収入格差で悩んでいます」と書き込んだ。
夫婦はどちらも、働けば働いた分だけ収入が得られる歩合制の仕事をしている。最初は女性のパートナーも仕事に熱意を持ち、「いっぱい働いてガッツリ稼ぐ」と張り切っていたが、次第に休む時間が多くなっていったという。
■稼ぎは女性が4倍も高く
女性が働いている間もパートナーは怠け、現在の収入は女性のほうが4倍以上も多い。身の回りの出費や両親との外食ですら女性が負担し、それにすっかり慣れ切っているパートナーは、「払ってもらって当たり前」といった態度をとるそうだ。
だが、そんなパートナーにも長所はある。彼は誰に対しても優しく親切で、元夫の間に生まれた娘にも愛情深く接している。女性の友人や家族も彼の人柄をほめており、女性も感謝の気持ちでいっぱいだという。
■すっかり萎えた気持ち
しかし働く意欲や経済力に欠け、怠け癖がついているパートナーを人として尊敬できず、女性の心境は複雑だ。
話し合いを何度か持ったにもかかわらず、成功するために必要な努力をしないというパートナー。女性は「私の気持ちはすっかり萎えてしまい、ふたりの関係を今後どうするべきなのか分かりません」と、正直な気持ちを打ち明けている。
■「いい人が相応しいとは限らない」
そんな女性に対し、世間からまずは「いろいろと支払うのを止めて」との助言が届いた。そのときのパートナーの反応を見て、その後も怠けているようなら別れの選択も必要だという。
「彼はきっとアナタという宝くじを当てた気分なんだよ」「現代社会にヒモ男は多い」「『いい人』『優しい人』だからって、あなたに相応しいとは限らない」といった意見も。
また「いっそのこと彼に家事や子育てを担当させ、あなたがバリバリと仕事をしてみては?」と、現代らしいポジティブな声もあがった。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)