テレビ出演者のマスク姿に違和感ある? 30代では6割以上が…
テレビ番組でマスクを着けたり着けなかったり…出演者の対応に違和感を覚えることはある?
新型コロナウイルス感染拡大の第8波が収まらない中ではあるが、政府は5月8日から新型コロナの感染症法上の分類を「2類相当」から5類に引き下げることを決定。マスク着用についても「基本的に個人の判断に任せる」との方針を発表した。
さっそく国会では「卒業式でのマスク着用はどうするか?」といった議論も行われているが、このコロナ期間中、TV出演者のマスク姿に違和感を覚えた人はいないだろうか。
画像をもっと見る
■TV番組ロケではマスク姿も
情報番組やトーク番組などでは、当初はモニター出演なども行われていたが、その後はアクリル板を挟んで出演者が並ぶことも多い。また、屋外ロケ番組では、先ほどまでマスクなしで街を歩いていた出演者が、食事シーンになると突然フェイスガードをして食事することも。
マスクを着けたレポーターが着けていない街の人にインタビューするシーンなども疑問符が。一定のルールがあるのかもしれないが、視聴者としては不思議に感じることもあるだろう。実際、世間はどのように感じているのだろうか。
■過半数が違和感あり
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、全体の55.0%が「テレビ出演者のマスク姿に違和感を覚える」と回答。中途半端で不自然なマスク着用には、過半数が否定的に捉えているようだ。
■30代では6割超え
今回の調査結果には、年代によってバラつきも見られた。違和感を覚える人が最も多いのは、30代で61.3%。唯一6割を超えている。一方、60代が最低で41.9%だった。
現在流行中のオミクロン株は、高齢者など除いて重症化しにくいと言われているが、若い世代と中高年にはマスクについての認識に隔たりが生まれているのかもしれない。
・合わせて読みたい→エハラマサヒロ、街のマスク着用率を報告 「すれ違う人30人中…」
(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)