ヒカキン、YouTubeの収益を明かす 「僕もオワコンだって言われて…」
YouTuberの収益減少がウワサされている中、自身の収益について明かしたヒカキン。今後の見通しについても語る。
人気YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)が1月31日、公式YouTubeチャンネル『HikakinTV』を更新。YouTubeでの収益の増減について明かした。
■「オレ、そんな激減してるか?」
最近、インターネットニュースなどで、数多くの人気YouTuberが「収益が激減している」などと伝えられている。
普段、あまり収益を気にしないというヒカキンだが、「最近、“YouTube収益激減”みたいなネットニュースが回ってきてさ、『えぇっ?』と思って。『オレ、そんな激減してるか?』とか思って…」と切り出すと、自身の収益について確認してみることに。
■2年前と比較すると…
そこで最新の2022年と、まだ収益減少のウワサのなかった2020年の収益を比較。2020年は、俳優・佐藤健やフワちゃんとのコラボ動画などがいずれも1,000万回再生を超えた年で、収益を見て「うーん、悪くないねって感じですね」と話す。続けて2022年を確認すると、天を仰いでガッツポーズ。「上がってました!」と喜んだ。
さらにゲームチャンネル『HikakinGames』でも2019年と2022年を比較し、こちらも収益が上昇していた。
収益が上がった理由について、「リアルな話なんですけど、広告単価がめっちゃ上がってんだよね。簡単に話すと、1再生数でもらえるお金が2年前よりめっちゃ上がってるんですよね」と明かす。
■「YouTube戦国時代」
スタッフも増員し「(収益を)下げるわけにはいかない」というヒカキン。今月からショート動画の収益化もスタートすることに触れ、「僕はYouTubeの未来はすごい明るいと思ってますね。厳しい世界ではあるんですけど、彗星のごとく現れるYouTuberとかも山ほどいるんで。まさに世はYouTube戦国時代なのかもしれないですね」と話す。
ヒカキン自身はやっていないものの、最近は有料のメンバーシップ、スーパーチャットなどの投げ銭システム、グッズ販売といった収益の手段もあり、「本当にそういうのをしっかり研究してやってるYouTuberは、昔よりもだいぶチャンスもあるんじゃないかな」と語った。
また、「トップYouTuberなんて、100万再生ちょっと切っただけで『オワコンだ』なんて言われるんですよね。それって結構つらいことで。ただ、僕も『オワコンだ』って言われて7、8年やれてるので、やっぱり『何くそ!』と思って、YouTuberのみんなには頑張ってほしいですね。僕も命かけて頑張るんで」と呼びかけていた。
■ファンから称賛の声
収益を上げ続けているヒカキンに、ファンからは「メンバーシップとかスパチャ系とかしないでオールドスタイル貫いてるのに右肩上がりなのまじで王者」「厳しい世界の中でも応援するファンの気持ちを大切にして、前を向いてさらに高みを目指すヒカキンさんの姿勢がさすがです」「たとえ小さくとも価値があると自分の感覚を信じ続けたヒカキンさんの言葉と行動のすべてが今なんだと思う」と、称賛の声が寄せられている。