愛車のベンツに自ら火を放った医大生を逮捕 恋人と大喧嘩し怒りにまかせ…
怒りの導火線に火が付いたが最後、男は目の前のものを破壊しなければ気が済まない性格だった。
激しい怒りに支配されると、物にあたる人がたまにいる。インドに暮らす若者もそんな1人で、彼女とのデート中にとんだ事件を起こして逮捕されたことを、『Times Now News』『Times of India』などが報じている。
■交際相手をベンツに乗せ…
1月26日、インド・タミルナードゥ州のカンチープラム地区にある池のほとりで、1台のメルセデス・ベンツ車が炎上。目撃者からの通報で、警察や消防の緊急車両が出動した。
その後、警察は車に火を付けたとみられる若い男を逮捕。なんと男はその車の所有者で、交際相手の女性を乗せてそこまでドライブしてきたことがわかった。
■怒りにまかせ愛車に放火
男は同州ダルマプリ県出身の28歳で、氏名について警察は「カヴィン」とだけ公表している。取り調べに対し、カヴィンは「感情の爆発を抑えられなくなった」と話しているという。
車を池のほとりに停めてふたりで会話をすることになったが、口論が激化してカヴィンは車を降り、怒りにまかせて火を放っていた。女性もただちに降車し、怪我などは負っていない。
■ふたりは医大生
怒りの導火線に火が付いたが最後、愛車を全焼させてしまったカヴィン。消防隊が駆け付けたときは、すでに黒焦げの状態だった。車種はベンツCLA200Dで、新車なら日本円にして500万円以上する。
カヴィンはカンチープラム地区にある私立の医科大学に通っており、裕福な家庭の息子であることが想像されるが、一緒にいた交際相手の女性も同じ大学の学生だという。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)