若月佑美、『星降る夜に』第4話より出演 悩めるキャリアウーマンを演じる
若月佑美が、2月7日放送の『星降る夜に』の第4話より出演。新たな命を心から喜べないでいる女性を繊細に演じる。
■“運命の恋”を描く
同ドラマは、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる25歳の遺品整理士・柊一星(北村匠海)が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら“運命の恋”を育んでいく、大人のピュアラブストーリー。
若月は同ドラマで、一星の親友・佐藤春(千葉雄大)の妻・佐藤うたを演じる。
■妊娠が判明するも…
食品メーカーに勤めるキャリアウーマンのうたは、若くして異例の出世を果たし、鈴がよく食べているカップ麺の企画担当を務めるほど優秀な女性。ある日、鈴が勤務する「マロニエ産婦人科医院」にうたが来院し、妊娠が判明する。ところが、その表情は喜びとはかけ離れており、担当医の佐々木深夜(ディーン・フジオカ)は戸惑う。
一方で、うたの妊娠を知った春は、とある事情から父親になることを受け入れられず、自らの過去も相まって、うたの存在にも息苦しさを感じるようになってしまう…。新たな命を迎えることを心から喜べない夫婦の葛藤を、若月と千葉が繊細に演じる。
■「とっても味のする内容」
出演のオファーを受けた際の心境について、若月は「すごくすごくうれしかったです。ただ、題材として産婦人科や遺品整理など、命にかかわるお仕事が描かれているので、きっと現場は大切に丁寧に繊細に作品を作られているのだろうなと、参加させていただくことに緊張もありました」と振り返る。
脚本を読み、「春とうた、どっちの気持ちも分かるところが今回の物語の素敵な点であり、もどかしく苦しいなと思いました。普通でいようとすることが、普通ではなくなってしまったり、気を遣っているつもりが気を遣わせていたり…。考えれば考えるほど、とっても味のする内容でした」と語った。
■身近に感じられる人物
撮影中やその合間に印象に残っているエピソードについては、「北村匠海さんが撮影中じゃないときも、吉高由里子さんや千葉雄大さんに手話でお返事をされていて、びっくりしました」と明かす。
最後は視聴者に向けて、「うたがぶつかる壁、抱える不安や悩みは現実の世界でも大いにあり得る話なので、身近に感じていただきやすい人物だと思っています。うたという人物に精一杯心から寄り添い、春としっかり向き合って、素敵な回をお届けできたらといいな、と思っています。ぜひ、よかったらご覧ください」と呼びかけている。
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(文/Sirabee 編集部・けろこ)