家族が新型コロナ感染したら怒りを覚える? 年齢が上がるほど…
現在流行しているのは若い世代では重症化しにくいオミクロン株。そのせいか繁華街には賑わいも…。
■繁華街には賑わいも
現在、流行の中心となっているのが感染力は強いものの高齢者など以外では重症化リスクが低いオミクロン株ということもあり、政府は5月8日以降、感染症法上の分類を2類から5類に引き下げる方針だ。それに先立つように、繁華街の飲食店などには賑わいが戻りつつある。
しかし、会食やイベントなどに出かけた家族がコロナに感染して帰ってきたら、家庭には波紋が拡がるかもしれない。実際、人はどのように感じるのだろうか。
■家族のコロナ感染に怒る人は少数
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、全体の5.7%が「家族が新型コロナウイルスに感染したら怒りを覚える」と回答。極めて少ない割合で、9割以上は少なくとも怒ることはないことがわかった。
■中高年は厳しい目も
ただ、今回の調査結果を世代別で見ると興味深い傾向も。家族がコロナ感染したら怒りを覚える人の割合は、年代が上がるとともに顕著に増加。10〜20代では3.2%なのに対して、60代では9.4%にも及んでいる。
中高年の場合、自身の重症化リスクが若い世代と比較して高いことに加え、娘や息子などが遊びに行ってウイルスを持ち帰ることに対しての心配があるのかもしれない。
これから、受験シーズンも本番。受験生を抱える家庭は人一倍のリスク管理をしていると思われるが、感染リスクを上げるような行動を避けて家庭の平穏を保っていただきたい。
・合わせて読みたい→新型コロナ、すでに複数回感染している割合は… 年代によるバラつきも
(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)