相手はとばっちり… 約8割が「イライラしたせいで」やったよくない行動
嫌なことがあったときには、その気持ちを上手に発散させたいものだが…。
日々を過ごす中で、ついイライラした気持ちを抱えてしまうことがあるかもしれない。嫌な気持ちを上手に発散できればいいのだが、ときには人に当たってしまうこともあるようだ。
■約8割「イライラして人に当たる」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「人間関係」に関する意識調査を実施したところ、全体で84.9%の人が「イライラしていた人に当たってしまった経験がある」と回答した。
■仕事のイライラを家族に
イライラした気持ちを家族にぶつけるという20代女性は、「職場では上司から無理を言われるなどするため、どんどんとイライラがたまっていってしまうんです。私が当たるのは、主に家族が多いですね。心を許している関係なので、気持ちをさらけ出しやすいのだと思います」と話す。
職場では当たらないようにしているようで、「職場の後輩など自分より下の立場の人に当たるのは、苦手な上司と同じことをしている気がするので気をつけています。家族も当たられて迷惑だとは思いますが、『いつものこと』だと受け入れてくれていると思うので…」と続けた。
■先輩に当たられて
職場の先輩の対応に悩む20代男性は、「会社の先輩は気持ちの浮き沈みが激しい人なので、対応に困っています。機嫌が悪いときには言いがかりのようなことで注意されるので、こちらとしたはたまったものではありません」と思いを述べた。
さらには、「先輩が面倒な性格なことは社内の誰もが知っているので、上司まで気を使っている状態なんです。本人が変わらない限りは、このままどんどんと孤立していってしまうでしょうね」とも話していた。
■ため込んで爆発させる
イライラをため込んで一気に爆発させてしまう30代女性は、「私は思ったことをあまり表に出さないタイプのために、自分でも気づかないうちにどんどんとストレスがためているんです。そしてため込んだ末に、些細なことで一気に爆発してしまいます」と語る。
続けて、「先日は『彼氏の返信が遅い』ってだけで、思いっきり怒ってしまいました。普段であれば、そんなことは気にしないのに…。きっと仕事のストレスなどあらゆるものが重なり、限界に達してしまったのでしょうね」と自分を分析していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)