TKO木本武宏「謝罪会見」に人知れず家族の姿… 正直な心境を明かしてくれた
巨額詐欺トラブルに巻き込まれているTKO木本武宏。その経緯を説明する謝罪会見に、家族の姿が…。
投資詐欺騒動で揺れているTKO木本武宏が23日、東京・品川で記者会見を開催。これまでの経緯と被害状況の説明を行った。その会場に人知れず木本の家族がおり…。
■巨額の投資トラブル
昨年7月、仮想通貨や不動産に関する投資トラブルが報じられていた木本。
会見では、信頼を置いていた2人の投資家による詐欺行為により、配当どころか預けた金の大半が戻らない状況になっていることを説明。芸人仲間など知人にもこの投資家を紹介していたため、総被害額は7億円にも及ぶことも明かした。
トラブル発覚後、出演番組は全て降板。所属事務所である松竹芸能からも契約を解除されており、以降はビルメンテナンスや動画編集などのアルバイトで食いつないでいたという。さらに損失補填のため「腕時計など家財道具などを売却し、少しでもお金に換えていた」とも告白した。
■次は「刑事告訴」
その投資家らは一時雲隠れしていたものの、ここに来て連絡がとれるようになり、このたび返済計画が送られてきたことも明かす。
状況は好転の兆しもあるが、「今夏までの返済計画通りにいかなければ刑事告訴」と語るなど、まだまだタイトロープな状況が続くようだ。
■受付に立っていた女性
その会見場に集まった記者たちに深々と頭を下げる女性がいた。取材受付テーブルでサポート業務をしていたのは木本の実妹だ。通常はPR会社や所属事務所が行う業務だが、事務所を退所しているとあり「マネージャーすら現在募集している状況」(木本)という。
そんな状況を助けるため、妹は「この度はお越しいただきありがとうございます…どうか兄をよろしくお願い致します」と、会場運営の黒子に徹していたのだった。
■「少しでも力に…」
sirabee記者が会見終了後、彼女に話を聞くと、「マネージャーではなく、今日は会見のお手伝いだけでまいりました。これまでも送り迎えなど、いま兄にしてあげられることを考えて動いています。ご迷惑をおかけした方々がたくさんいらっしゃるので、少しでも力になり、兄の活動のサポートできればと思っています」と答える。
その後、偶然通りかかった木本本人に「妹さんもいらっしゃってましたね」と伝えると、「…そうなんです。本当に(家族にまで)迷惑かけてお恥ずかしい限りですが、助けてくれている、期待してくれている方々のために僕は頑張らないといけません。一生懸命やります…」と目を潤ませていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)