小学校教員が自宅で殺害される 出会い系アプリで知り合い1週間の男を逮捕
交際相手ができ喜んでいたのに、最悪な結果に…。
教育熱心で多くの子供に慕われていた女性教員が、付き合うようになったばかりの交際相手に殺された。殺人事件発生までの経緯、交際について「不安に思っていた」という母親のコメントを、『The Daily Star』など海外メディアが伝えている。
■優しい先生だった女性
アメリカ・テキサス州の小学校で教員として働いていたウェンディ・ドゥアンさん(28)は、優しく思いやりのある教育者だった。
毎週木曜になると母親に声をかけ、「児童たちにあげるプレゼントを揃えたい」「1ドルショップであれこれ買ってきてほしい」などと依頼。用意したものは学校に持っていき、児童たちに与えて喜ばせていたようだ。
■アプリで出会った男に惹かれ…
真面目に働いていたウェンディさんが交際相手を求めるようになり、出会い系アプリを利用することに。するとチャーヴァス・トンプソン(28)という男と知り合い、好意を持ち付き合うことにした。
この出会いについては母親にも打ち明け、写真を見せて「どう? 気に入った?」と意見を聞くこともあったという。知り合った方法を聞いて不安になった母親は「いいえ」と答えたが、ウェンディさんは気にせず男と会うようになった。
■殺人事件が発生
付き合い始めたものの相性は良くなかったとみられ、交際開始から約1週間後には大きなトラブルに発展。ウェンディさんは男に何度も撃たれ、自宅の裏庭で死亡した。
現地警察は速やかに捜査を開始し、殺害現場から約420キロ離れた別の州で男を発見し、身柄を確保した。
■悲しみに暮れる母親
ウェンディさんの母親は「あの男はひどすぎる」「男には十分な罰を与えてほしいと思います」とと怒りをあらわにしてた。
出会い系アプリの危険性については、十分に理解していたに違いないウェンディさん。にもかかわらず知らない相手と急接近し恋に落ちた結果、あまりにも悲しい最期を迎えてしまった。
実際に、出会い系アプリなどを利用して知り合った相手に個人情報を流出・売却される、詐欺被害にあう、襲われるといった事件が日本でも発生している。出会ったばかりの相手を信用していきなり二人きりになったりしないよう、十分に注意するべきだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)