隣人の壮絶な嫌がらせがトラウマの女性 引っ越しを願うが息子に反対され…
家を売ってしまいたいが、成人した子供が納得してくれず…。
隣人が嫌いで、「もう耐えられない」と思うようになった女性。何年も悩み「いっそのこと家を手放してしまおう」と考えるようになったが、家族との話し合いがうまくいかず困り果てている。
■まさかの隣人トラブル
海外で暮らす女性は、現在68歳。今は72歳の夫、成人した息子、そして息子のガールフレンドと同じ家で生活している。この家で暮らすようになったのは、40年前。長いあいだ暮らしてきたぶん思い入れはあるが、隣人との相性が悪く悩みは尽きない。
8年前には隣人が女性にキレ、車に乗ったまま女性宅の庭に突入。庭をひどい状態にされショックを受けた女性は、「別の土地に移りたい」と考えるようになった。
■家の売却を検討するように
ショッキングな嫌がらせを受けてからずいぶんたつが、女性は今も完全には立ち直れておらず「家を売り払ってしまいたい」と願っている。
ただ家賃を払い同居している息子はこの案に反対しており、これからも同じ家で暮らしていくことを希望しているというのだ。
■息子の言い分
高齢の夫は健康状態が悪く、最悪の事態も十分起こり得る。今後の生活についてじっくり考えた女性は、「たとえ夫が死んでも家を売って引っ越したい」と思っているが、息子は「素敵な家じゃないか」「隣人が嫌いだからといって、なぜ売却するんだよ」と繰り返すばかりだ。
困った女性は、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿し、助言を求めた。
■「息子と話し合いを」という回答者
相談を受け付けた回答者は、「息子さんであっても、あなたが家を売却するのを止めることはできません」と指摘。息子はすでに大人であって、実家で当然のように暮らす権利はないとも説明した。
ただ息子が自立することに不安を感じている可能性を示唆し、しっかりと話し合うよう提案。その上で、「あなたには別の土地に移る権利があります」と強調している。
隣人との関係だけでなく、息子の反対にも悩み身動きが取れずにいる女性。うまく話し合いを進めて引っ越さない限り、幸せには暮らせないかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)