ウエストランド・井口の毒舌芸に伊集院光が警鐘 「売れたとこからが地獄」
毒舌・噛みつき芸で賞レースを制したウエストランド・井口浩之だが、伊集院光から忠告を受ける。視聴者からもさまざまな意見が…。
■井口の教訓
人気芸能人が実体験から学んだ教訓を語っていく人気企画『私の教訓どうですか? 芸能界が生きやすくなる参考書を作ろう!』を放送したこの日。
『M−1グランプリ2022』を毒舌漫才で制しブレーク中の井口は「いつ誰が売れるかわからないなから雑にイジらないほうがいい」との教訓を吐露。自身が長い下積みを経験してきたなかで、スタッフなどにひどい扱いを受けてきたが、ブレークしたあともその当時の恨みは忘れないと主張していく。
■若林も共感
オードリー・若林正恭も「ホントに何年かですぐガラッと(変わる)ね、売れる人もいれば」とそれに共感する。
そこから「噛みつき系のニューカマーが出てきたとき、『お前はフレッシュさと美貌で噛みつけてるけど、5年後に絶対落とし前つけさすからな』っていうときがあるのよ」と芸人を下に見てイジってくる女性タレントに暗に言及。「それで3年ぐらいで芸能界を知ってマイナーチェンジされると、落とし前つけさすタイミング逃すのよ」と笑った。
■伊集院の持論
伊集院は「でも俺が思うのは、井口くんとか噛みつき系が気をつけなきゃいけないのは、噛みつき系・毒舌系は売れたとこからが地獄で、売れたとこから弱い者いじめになる」と警鐘を鳴らす。
「下から噛みついてるぶんにはかわいいんだよね」と人気タレントに売れていない芸人・タレントが噛みついていくのは許されると分析。
収録時はまだ結果は出ていなかったが「井口が『M−1』王者になった場合」と仮定して、「親しみを持ってイジっていても、『あいつ、優勝した立場からイジってんじゃん』になるから。俺は噛みつき系は早めにギアチェンジを考えとかないと、憧れてたスゴい売れてるって人になるのが難しい気がする」と忠告した。
■井口も納得
伊集院の持論に井口も納得。賞レース優勝後のお見送り芸人しんいちを例に挙げ「同じことして普通にミスってましたね」と深くうなずいて笑いを誘った。
視聴者からは「悪口が売れちゃうと地獄やな」「噛みつき系が売れたらいじめになるって、すごいな!」「井口さんの場合、噛みつきってよりは角度のきついあるあるネタな感じだから大丈夫だと思うけどなぁ」といった意見が寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)