安藤美姫、新型コロナの分類変更に懸念 「いろんな人のトラブルも…」
安藤美姫が新型コロナウイルスの分類変更の検討を受けて、会社内で起こりうるトラブルについて持論を示した。
フィギュアスケート元世界女王の安藤美姫が、18日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。新型コロナウイルスの分類変更に伴い、今後起こりうる“マスクをめぐる混乱”について持論を示した。
■新型コロナの分類変更を検討
おととい17日、加藤勝信厚生労働大臣が記者会見にて、新型コロナウイルスの感染症法上の分類見直しに言及。
政府は、4月1日をめどに現在の2類相当からインフルエンザと同等の5類に緩和する方針を固めており、この変更に伴い「症状がある人などを除き、屋内でのマスク着用を原則不要とする案」も検討している。
番組では、マスクを巡る問題や5類への引き下げによって無料だった治療費が自己負担になるなど、さまざまな生活への影響について取り上げた。
■会社内のイザコザを懸念
議論が行われるなか、安藤は「いろんな会社さんでも、意見が分かれるんじゃないか」と、“考え方のズレ”によって起こりうるトラブルについて懸念。
マスクにおいてはケースバイケースとの意見があり、組織1つにしても「会社によって『うちはまだ予防していこうっていう方針だから』っていう中に、社員さんの中でも『なんで』っていう方って絶対出てくる」などと、一部で混乱を招く可能性があると指摘する。
また「いろんな可能性がネガティブにもポジティブにも動く気がします」とも不安視した。
■気持ちが楽になる一方で…
一部の制限措置がなくなることにおいては、「気持ちの楽さ、ちょっとよくなってきたかなっていう人々の心の余裕っていうのはもしかしたら増えるのかもしれない」と主に精神面においての負担軽減につながるとも言及。
その一方で、「医療機関はもっと大変になるだったりとか、人間関係、社会のあり方っていうのも大きく変わってくると思いますので」と心配する部分にも触れている。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)