「宝くじ当たったら分け合おう」と上司 まさかの高額当選で女性スタッフと歓喜
「あの約束は忘れて」などと、上司は決して言わなかった。
職場の女性スタッフに「宝くじの結果を確認してきて」と依頼した男性。すると高額当選していたため、スタッフと当選金を分け合うことに。律儀で誠実な上司の宝くじ当選までの経緯を、『The Sun』など海外メディアが伝えている。
■宝くじを購入した男性
昨年12月のこと、アメリカ・メリーランド州で建設会社を経営しているマイケル・ウィンフィールドさんが、建設現場からの帰りにコンビニに立ち寄り宝くじを数枚購入した。
その数日後には再び店に行き、当選したかどうかを確認する予定だったマイケルさん。しかし忙しさで職場を離れることができなかったため、マイケルさんは自分で行くことを断念した。
するとたまたま女性スタッフが昼食を買いに行くと言い出したため、マイケルさんは事情を伝えて「僕の代わりに結果を確認してきてくれよ」と依頼。快く引き受けてくれたスタッフに、宝くじを手渡した。
■男性からのまさかの提案
マイケルさんに「当選していたら、君と当選金を分け合おうじゃないか」と言われ、女性スタッフはひとりで店へ。そこで宝くじをスキャンしてもらったところ、5万ドル(約637万円)が当たっていたことが分かった。
女性スタッフは電話で結果を知らせようとしたが、あいにくマイケルさんの電話が故障しており連絡が取れなかったため、急いで会社に戻った。
■まさかの当選に大喜び
会社に戻った女性スタッフに「高額当選していました」と聞かされ、マイケルさんはとても驚いた。金額も大きかったため「すぐには信じられなかった」というが、事実であることをしっかり確認し、女性スタッフと一緒に当選を喜んだ。
当てたお金については、約束通り女性スタッフにも分け与える予定だという。
■今さら後悔している可能性は…?
「当選していたら君と分け合おう」などと言わなければ、当選金をすべて自分のものにできたマイケルさん。しかし「後悔していますか」という問いには「いいえ、一秒も後悔したりしませんよ」「約束は約束ですからね」と話した。
もしマイケルさんに配偶者がいるとしたら、女性スタッフにお金を渡す行為をどう判断するかも気になるところだ。しかしメディアは律儀なマイケルさんを褒め、「世界で最高の上司」と報じた。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)