ビートたけし、千葉市の迷惑ヤード問題に怒り 「日本語わからないからって…」

ビートたけしが騒音を響かせ住民を困らせる迷惑ヤードに激怒。「行政は何をやっているんだ」と指摘も。

2023/01/15 14:55

ビートたけし・北野武

15日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが千葉県千葉市の迷惑金属スクラップヤードに怒りの声を上げた。


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■千葉市に迷惑ヤード

番組は千葉市若葉区の迷惑金属スクラップヤードを特集。騒音など市の条例を全く遵守せず、ほぼ毎日早朝から午後10時ごろまで騒音が鳴り響いているとのこと。

ヤードから30メートル先に住む夫妻は「精神的に参っている」「2階の窓が揺れる。安らぎの場が妨害されていて憤りを感じる」などと話す。

また、「公道にバリケードを作って不法に使用する」「私道に防犯ブザーをつける」など目を疑うようなことが堂々と行われていた。

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■中国人男性が対応も…

付近住民とスタッフが従業員と見られる男に抗議をすると片言の日本語で「わからない」と繰り返し、カメラに「ダメよ」などとクレームをつける。

番組によると従業員のほとんどは中国人と見られ、誠実な対応をとらないとのこと。業者に電話すると、すぐに切られ、着信拒否設定になってしまう。

この件について千葉市産業廃棄物指導課は「関係部局と協議し重点的に立ち入り検査やパトロールをしている」「指導により改善も見られた」などと話し、「継続的な指導を行ってまいります」など対応をしていることを強調したとのこと。

しかし、住民によるとパトロール終了後に違反状態に戻るなどしており、指導の効果は見られていないという。


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■たけしが怒りをあらわに

VTRを見たたけしは「行政とかそういう人たちはなにをしているのかね。どうなっているんだ、これ」と怒りをあらわにする。さらに住民の夫婦がリモート出演。番組中にも異常な音が鳴り響いており、スタジオの出演者から驚きの声が。

司会の阿川佐和子が今後の動向を質問すると男性は「この問題は相手が中国の方なんですよね。私たちが話をしようとしても、『日本語がわからない』ってまともに答えてくれないんです。そこが1番困っているところなんですよね」と訴える。

これには阿川は「そんなバカなこと。日本で仕事をしているわけでしょ」と激怒し、たけしも「日本語がわからないからって言って、ダメでしょ」と静かにつぶやいた。


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■視聴者からも怒りの声

番組最終盤、たけしは「うちも環七が出来るときに揉めたけど、アピールする方法をちゃんと考えて。統一地方選とか知事とか、市議会議員の選挙のときに、みんなでプラカードを持って、『これどうにかせい、やれるのか』っていう。そういうふうに訴えていかないとまずいんじゃないかな」と指摘した。

酷すぎる迷惑ヤードの被害に番組視聴者からも怒りが。また、千葉市の対応に対する苦言や県知事に対応を促す声も上がっていた。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

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