飛行機ファーストクラスに1歳児を乗せ炎上 母親が「甘やかしじゃない」と反論
贅沢すぎる空の旅。その子供は一生、エコノミークラスには乗れなくなりそうだ。
飛行機のファーストクラスは、一度は乗ってみたいと憧れる人も多いが、値段がべらぼうに高い。そんなファーストクラスに幼い乳幼児を連れた母親が搭乗し、TikTokが炎上していることを、シンガポールの『AsiaOne』が報じた。
■「エコノミーに乗ったことはない」
話題になっているのは、シンガポール在住の28歳の女性。「krysflyer」のアカウント名で、贅沢な旅行の様子をTikTokにたびたび投稿している。
飛行機での移動は常にファーストクラスかビジネスクラスだといい、夫(30)と息子(1)のカエルスくんも一緒。カエルスくんは生後9ヶ月で初めて飛行機に乗ったが、エコノミークラスには一度も乗ったことがないそうだ。
■極上の「スイート」クラスも
一家は先日もシンガポールからビジネスクラスを利用し、ニュージーランドのクライストチャーチを訪れた。続いてはクイーンズタウンからオーストラリアのシドニーに向かい、やはりビジネスクラスに搭乗。さらにシドニーから帰国の帰国便は、ファーストクラスを利用した。
また数ヶ月前に東京へ旅行した際も、ファーストクラスに。さらにイギリスのロンドンに向かう際は、ファーストクラスを超えた特別なクラスの「スイート」を利用したそうだ。
■「ちゃんと理由がある」
krysflyerさんがTikTokにその様子を公開するたびに、世間からは「乳幼児をファーストやビジネスクラスに乗せるなんて非常識」「幼いうちから贅沢させる必要はない。甘やかすな」と批判の声が飛び交う。
対するkrysflyerさんは「幼すぎてエコノミーとファーストの違いも理解できないため、甘やかしにはなりません」と反論。メディアには「座席が広く快適で、子供の世話がしやすいんです。荷物の超過料金など気にせず、子供用に多めの着替えや育児用品を準備できます」と説明した。
■客室乗務員から手厚いサービスも
さらにkrysflyerさんは「乗客の数が少ないため、新型コロナウイルスや病気の感染リスクも低いし、キャビンアテンダントもよく気を配ってくれます」「哺乳瓶を洗ってくれたり、お菓子やおもちゃをくれたり、機内食を食べやすい大きさに切ってくれたりと、手厚いサービスを受けられるんです」と話す。
ただし、最も多くの人が気にしているのは「泣き声をあげた際、周囲がどう思うか」という点。仕事が忙しいビジネスマンが乗るイメージがあるだけに、やはり「非常識」「贅沢すぎる」との声が出てしまうようだ。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)