8割近くの人が悩まされている冬の肌乾燥 普段の生活で気をつけるべきこととは…
冬は空気も肌も乾燥しがち。水分だけでなく油分もバランスよく補う必要があるようだ。
■冬になるとどうしても肌がカサつく
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,686名を対象に実施した調査では、全体で79.6%の人が「冬になるとどんなに対策をしても肌がカサついてしまう」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は71.9%、女性は87.2%という結果になっている。
■家中に保湿クリームを常備
編集部が話を聞いた40代の女性は、「秋口のある時期から、急にお風呂上がりの肌がカサつき始めて、乾燥の季節がきたなと唐突に感じます」と語った。
そこからは、ちょっと保湿したくらいではすぐに乾燥してしまうため、家の中のいたるところにポンプ式の保湿クリームを置いて、ことあるごとに保湿ができるようにしているという。
■水仕事の際にはゴム手袋を着用
すぐに指先がひび割れてしまうという30代の女性は、「もともと皮膚が弱いのですが、トリマーの仕事でひび割れてしまった指先がなかなか治らなくて冬場の乾燥には困っています」と述べた。
こまめに保湿はしているが、傷の周辺がカサつきやすく、ゴム手袋をして水仕事をするなど工夫しながら乗り切っているそうだ。
■肌バリア機能の低下が一因
Maison KOSEのHPによると、冬は空気が乾燥し、肌の水分が奪われやすいうえに、気温が低いと血行が悪くなり、皮脂や汗の分泌が減少することで肌のバリア機能の1つである皮脂膜が十分に形成されなくなってしまうのだそう。
バリア機能が低下した状態では、肌がしょっちゅう突っ張る・カサカサして白い粉がふく・赤くなったりかゆくなったりする、といったトラブルが起きやすいという。
同HPでは、洗顔や入浴の際に肌をこすらないようしっかり立てた泡で洗う、水分だけでなく、油分も補ってしっかりと保湿にフタをするなどのスキンケアに加えて、40~60%の最適湿度で部屋を加湿することも勧めている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)