日本人の9割が誤読する看板、一体なぜ… 小学生も読める「正体」に驚きの声
多くの日本人、いや下手をすれば全人類が誤読してしまう看板が話題に。果たしてその正体とは…。
漢字1文字をとっても、複数の読み方が存在する。こうした特徴も、多くの外国人が「日本語は難しい」と認識している要因の1つと言えるだろう。
なお現在ツイッター上では、外国人どころか、我われ日本人ですら誤読してしまう「とんでもない看板」が話題となっているのだ…。
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■「小学生でも読める」と思いきや…
今回注目したいのは「面白い風景やニッチな観光施設をめぐるのが趣味」という、ツイッターユーザーのエサさんが投稿した1件のツイート。
「本当にあったんだッ…ちいかわ…」と、意味深な1文の綴られた投稿には河川名の標識が写った写真が添えられており「二級河川 小川」との表記が確認できる。
この写真のどこに『ちいかわ』要素が…? と思わず首を傾げてしまったが、日本語名下の「アルファベット表記」を見て、即座に納得。そこには「Chii River」と書かれていたのだった。
■つまり「ちいかわ」って…コト!?
「小川」は「おがわ」と読まれるのが普通だが、静岡県に存在するこちらの「小川」は「ちいがわ」と読む。
しかし英語表記では「River」で問題ないものの、日本語で「川」を読む際は「かわ」と「がわ」の2パターンが存在し、且つ同名の漫画作品が存在することから、恐らく多くの日本人がこちらの「Chii River」を「ちいかわ」と読んでしまうことだろう。
件のツイートは投稿からわずか数日で2万件以上ものRTを記録しており、他のツイッターユーザーからは「ちいかわの聖地…ってコト!?」「ちいかわは本当にあったんだ…!」「めっちゃ笑った」などなど、驚きと感動の入り混じった声が多数寄せられていたのだ。
ツイート投稿主・エサさんは「面白い風景だけでなく『ちいかわ』も好きなので、たくさんの方に共感頂いて嬉しく思います」と、笑顔のコメントを寄せている。
明日15日から2月上旬にかけては、そうした珍スポット等に焦点を当てた展示を開催するとのことで、気になる人はチェックしてみては。
■静岡県に話を聞くと…
静岡内を流れるちいかわ…もとい小川をめぐり「静岡県交通基盤部河川砂防局」の河川企画課に詳しい話を聞いてみると、担当者からは「静岡県が管理する二級河川弁財天川水系の二次支川であり、管理延長は650mとなります」という回答が。
気になる名前の由来についても調査したのだが、残念ながらこちらのルーツは確認できなかった。ひょっとしたら遥か昔、静岡の大地には「ちいかわ」が生息していたのかもしれない…。