「送料無料狙い」で多めに買い物した経験者は… 受け取る配慮も必要か
重いものや定期的に必要なものなど便利なネットショッピング。「送料無料」にこだわる人も。
ミネラルウォーターやお米、ビールのように重いもの、紙おむつなどかさばるが大量に必要なものなどを買う時にはとくに便利なネットショッピング。気軽に外出しづらくなったコロナ禍以降は、幅広く利用する人が増えている。しかし、通販に付き物なのが送料の問題だ。
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■8割が送料無料を狙う
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女を対象に調査したところ、「送料無料狙いで多めに買い物した経験がある」と答えた割合は78.3%に及んだ。
ほとんどの人が、「あと○円で送料無料」という売り文句で、ついつい多めに購入しているケースがあるようだ。
■8割を超える世代も
今回の調査結果を年代別に見てみると、最も割合が高かったのは、40代で83.7%。30代が81.5%で続き、8割を超えた。子育て世代で、ネットショッピングを多く利用している可能性も。
一方で、ネットショッピングの利用率自体も高くないせいか、60代は最も割合が低く、52.4%にとどまった。
■送料を意識することも必要か
必要な分より少し多めに買ったり、まとめ買いするなどの対策で無料にすることができるネットショッピングの送料。しかし、不在による再配達や置き配の設定などでトラブルになるケースも聞かれる。
ガソリン価格の高騰など、配送業の経営も厳しさを増すなか、買う側も効率良い受け取りに協力したほうが、今後も「送料無料ライン」が上がりすぎずに保たれるかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)