新型コロナの「感染症分類引き下げ」をどう思う? 世代差はあまり見られず…
2類から5類への感染症法分類引き下げが議題となっている新型コロナウイルス。あなたの意見は?
国内では2020年初頭から始まった新型コロナウイルスの感染拡大も、4年目に入った。世界各国は行動制限から生活や経済を元通りにする方向に舵を切っており、徹底したゼロコロナ政策をとっていた中国も突如行動制限を解除したため、再び感染爆発が起きているようだ。
そんな状況においても、サッカーカタールW杯会場など海外でマスクをした人は屋外でも室内でもほぼ見られない。
■「分類引き下げ」が議題に
国内でも、第7波が落ち着いた直後から再び新規陽性者数が増加。現在、第8波の真っ只中にあり、6日時点の国内新規陽性者は、245,542人。重症者数は659人、死亡者数は456人に及んでいる。
現在、新型コロナウイルス(COVID-19)は感染症法における分類がSARSコロナウイルスや高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)などと同じ2類に分類されているが、これを季節性インフルエンザと同等の5類に引き下げようという動きが報じられている。
世間はどのように感じられているのだろうか。
■5割弱が「引き下げ賛成」
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女782名を対象に調査したところ、最も多かったのは「どちらともいえない」で36.3%。ただし、「賛成」「どちらかといえば賛成」を加えると46.4%と半数に迫る。また、慎重派の合計は、17.3%だった。
■中高年でも目立つ賛成
世代江別で見るといずれも4割を超えており、年代による差は大きくない。重症化リスクが低い若年層だけでなく、中高年も引き下げに賛成の人が多いようだ。「賛成」が最も多かったのは40代で23.5%。「どちらかといえば賛成」が最多だったのは、60代で29.4%だった。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)