厄年を気にする人の割合は… なぜか40代・50代はとくに…

初詣の際、神社やお寺に大きく貼ってある厄年の一覧。あなたは気になる?

厄年

新年、初詣などで神社や仏閣を訪れると大きく掲示されているのが「厄年」の一覧。科学的な根拠のない迷信とされるが、古くから根強く信じられてきた風習でもある。


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■テレビCMまで

厄年には、本厄の1年前、1年後にそれぞれ前厄と後厄があり、一度始まると3年続く。神社や寺では厄除けの祈祷なども行われ、年末年始にはテレビCMを放映する寺院まである。

厄年は男女で異なる年齢もあり、それが子供の頃から老年期までたびたびやって来るというから、信じている人にとってはなかなか面倒にも思える。実際に気にしている人はどれくらい存在するのだろうか。

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■6割弱が「気になる」

Sirabee編集部が全国10〜60代男女782名を対象に調査したところ、最も多かった答えは「少し気になる」で42.7%。「とても気になる」という16.0%と足し合わせると6割に迫る結果となった。

一方、「全く気にならない」は17.4%、「あまり気にならない」も23.9%で気にしない人も4割を超えており、大きく二分されていることもわかる。

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■中年男女で気にする傾向も

迷信とされるものの、験担ぎをしたくなる人がいるのもわかる厄年。全体で見ると世代差は大きくないが、「とても気になる」と答えた人に限っては、40代〜50代で2割に迫る一方で、10〜20代と60代では1割程度に。

単に「若い世代が厄年などを信じなくなっている」というわけでもなく、健康面などで曲がり角に差し掛かるせいか、中年男女でとくに気にする傾向が強いようだ。

厄年

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

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