男性がライブ配信中に首吊り自殺 プロポーズするも女性の家族に反対され…
男性の父親は、女性の家族に対し「結婚を反対されたせいで息子は死んだ」と激怒している。
絶対に成功するとは限らないプロポーズ。どんなに自信があっても、やはりそれは二人だけのときに行うべきかもしれない。インドの男性に起きた悲劇の話題を『Times Now News』『india.com』などが伝えている。
■自室で首吊り自殺
昨年の12月26日、インド東部アッサム州のカチャーに暮らしていた男性が、Facebookでライブ配信中に悲痛な思いを語ると部屋に吊るしたロープで首吊り自殺を図り、大変な波紋を広げてしまった。
死亡したのはジェイディープ・ロイさん(27)。交際していた女性にプロポーズしたが拒否され、人生に絶望してしまったという。
■彼女の家族に反対される
ロイさんは医療機器の販売員として安定した収入があり、じつは交際相手の親族が集まる場でプロポーズしていた。「イエス」という返事が得られると信じていたからだった。
だが彼女の家族はふたりの結婚に反対し、彼女はそちらを尊重した。叔父の1人は「お前と結婚するくらいなら私は姪を殺す」とまで言い放ち、それが何より彼の心を傷つけたという。
■警察も調査に乗りだす
遺族は当初、ロイさんの自死の理由がわからず、ただ悲しみに打ちひしがれていたが、ライブ配信された動画の情報で真相を知り、強いショックを受けた。
「結婚を反対されて息子は死を選んだ。責任を取ってほしい」とロイさんの父親は女性の家族を批判し、兄が警察に被害届を提出。警察はすでに調査を開始している。
■「彼の何が不満なのか…」
ロイさんは最期、母親をはじめとする家族に「僕は彼女を深く愛しており、彼女なしでは生きていけないんです。このような親不幸をどうか許してください」と詫びていた。
ロイさんはとても仕事熱心で、彼の収入で一家の暮らしを支えてきたといい、遺族は「ロイは善良な人間。彼の何が不満なのか全く理解できない」と嘆き、相手の家族に対し強い不満を訴えている。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)