市川團十郎、川田将雅騎手との“13年前の約束”果たす 「光栄です」
川田将雅騎手との13年前の約束がようやく実現したことを明かした市川團十郎。ファンは「素敵なお話」と感動している。
昨年に前名の「市川海老蔵」から、13代目を襲名した歌舞伎俳優・市川團十郎白猿が4日、Ameba公式ブログを更新。JRAの川田将雅騎手との13年前の約束をようやく果たしたことを明かした。
■床の間に飾るために…
競馬ファンということもあり、長く川田騎手と親交のある團十郎。海老蔵時代には、川田騎手から新築した家の床の間に飾るための「押隈(おしぐま)」を頼まれていることを明かしていた。
押隈とは、歌舞伎俳優が舞台を終えた後に、顔に施していた隈取を布や紙に押し当てて写し取ったもので、公演の記念として贔屓筋などに贈られることが多い。
■13年目でようやく実現
以前からずっと約束していたものの、これまでなかなか会う機会がなかったようで、この日は「川田将雅ジョッキー! 13年前にお願いされてまして、お待たせしました。13年間。このためにわざわざ東京にお越しに、申し訳ございません」と、劇場で川田騎手に押隈を手渡している写真を投稿。
「額装して、床の間に飾るそうです。13年間、床の間をあけさせてしまい、すみません」とつづると、「しかし、昨年はリーディングジョッキーとなられ、名実共に日本一の方に押隈を納めて頂けること、光栄です」と喜んでいる。
■ファンも「素敵なお話」
團十郎の報告に、ファンからは「お二人の長年の約束が叶ってうれしい再会ですね」「13年も待ち望んで、そしてご襲名の年に頂くことができるなんて、喜ばれたことでしょう。素敵なお話ですね」「13年間も待ち続け、わざわざ足を運んでくださるとはとっても心の広い方ですね。その約束を覚えていた團十郎白猿さんも素敵ですね」といった声が寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・けろこ)