どうしちまったんだよ、お前… 『ヴィレヴァン福袋2023』にまさかの疑惑が
毎年恒例、ゴミが増えるでおなじみの『ヴィレヴァン』福袋。…なのだが、普通の福袋になりつつある疑惑が…。
毎年我が家にゴミ…じゃなかった、自分じゃ絶対に買わない雑貨を増やしてくれる、ヴィレッジヴァンガードの福袋。通称「ただのゴミ」「鬱」「買う人の気が知れない」袋が、今年も登場してしまった…。
画像をもっと見る
■今年も到着…しちゃった
2017年から買い続け、悲しいことにヴィレヴァン福袋開封も7回目。何が起きても怖くないし、手元に残したい雑貨は何1つない。今年こそは…? なんて期待する気持ちは4年くらい前に捨てた。
今年も3,600円(5種)、5,500円(2種)、11,000円(3種)のラインナップになっており、その中から一番くだらなそうでお財布も傷まない、3,600円の「無駄遣い?おまかせあれ!」な福袋(ブルー)をチョイス。ちなみに昨年に引き続き、今年もオンラインストアを利用している。
毎年、袋のイラストだけはかわいいんだよな…今年はおぱんちゅうさぎのめでたいイラストになっている。かわいい。
そして中から出てきた今年のゴ…雑貨たちはこちら! うさぎ年感0のラインナップにニコニコしてしまう。
■使えるけどさぁ…
謎すぎるいいねマークが乱舞した「いいねクッション」。一番場所取るくせに、一番いらなすぎる…誰が喜ぶんだよ、これ。なにも「いいね」じゃないんだが。
使えないわけではないけれど、サイズ的にもデザイン的にも全くいらない「グータッチペアマグカップ」は、乾杯するとグータッチしているように見えるデザインが特徴的だ。カップルなら使えるんじゃないかな、うん。
今回の福袋の中で、最も使用できそうなのが「揚げ都道府県トランプ」だろう。#思わず揚げてみました! の一言はめちゃくちゃムカつくが…。日本中がカラッと揚がっている。トランプって絵柄どうでもいいから偉い。
■これどうしたらいいの?
「くねくねナメクジ」…なんに使うのかさっぱりわからない。
ググってみたところ「ASMR動画にぴったり」「触り心地がいい」と話題になったらしいのだが…残念ながら全く知らなかった。子供に…と思うも、対象年齢6歳以上。どうしようかな、これ。
ナメクジ以上に「どうしろと…」なのが、この「びっくりメガネ」。100均のネタグッズかな?
これをつけて家族の前に出たところ、「バカにしてる?」のお言葉を頂いた。バカにしてる。
■うんちバーティの開幕
そして、今回の福袋の目玉であろう一品が…「うんちプリン」だ。なにも「やったぜ!!」じゃないんだが。なにより去年の福袋に「うんち焼き」が入っていた身としては「うんちスイーツ収集家」にされている状況が怖い、怖すぎる。家にこの2台持ってる人、絶対アウトじゃん…。
うんち型のケースにプリン液を入れ、うんち型の蒸し器を使って10分ほど蒸せば出来上がり、とのこと。
うんち焼きより見た目ヤバいな、緩かった日には地獄が見れそうだ。いつかうんちパーティを開くべきなのか。
■まさかの「固定」化?
…と、中身のひど…ユニークさを紹介してきたが、実はこの中身たち、公式サイトの紹介写真とほぼ一緒(公式サイトでは、メガネとトランプだけモザイクがかけられている)。
昨年から疑惑があったが、これ、中身ほぼ固定になっているのでは。サイト上では「※中身に多少の変更がある場合がございます。」「※表示している商品は画像一例です。」と書いているが…。
2021年までの「は? 中身写真は『見本』っていっただろ? 売れ残りを詰めて何が悪いんだ??」レベルでゴミと在庫を詰め込んでいた、狂気のヴィレヴァン時代が懐かしい。一番酷いときは5枚くらい重なった値札つけっぱなしだったのに。
改善されているのか改悪されているのかわからない、ヴィレヴァンの福袋。興味がある人は(公式サイトで中身を確認した上で)チャレンジしてみては。
・合わせて読みたい→『イオン福袋2022』永谷園お楽しみ袋が最高 買わないと損レベルでスゴい…
(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)