マグロの名所で見つけた「生のサバ丼」が衝撃 これはリピート確定…
マグロで有名な三崎で見つけた“生のサバ丼”が旨すぎる。これは絶対に食べるべき。
■マグロの街で発見
美味しいマグロを求めて初めて三崎へ向かったところ、三崎口駅(みさきぐちえき)が「三崎マグロ駅」になっているなど、全面にマグロが押し出されていて驚かされる。
漁港周辺へ移動し、散策しながら飲食店を探すこと数分。マグロ推しの魅力的な店が並ぶ中、意外な商品を打ち出している店を発見した。
それがこちらの「今川商店 三崎本店」。なにやら「サバ丼」が名物なんだとか。予定とは異なるが、これは食べるしかないだろう。
■特許取得の設備で調理
同店で最も有名なのは、生のサバを使った「名物!鯖とろ丼」となる。サバといえばかなり足が早く鮮度を保つのが難しい魚だが、それを生の状態で美味しく食べられるという。
また、サバといえばアニサキス(寄生虫)が心配されるが、今川商店は特許取得している最新設備にてアニサキス対策を行っているため、安心して堪能することができるそう。
■ビジュアルは100点
「名物!鯖とろ丼」は並と上があるが、せっかくなので今回は「名物!鯖とろ丼(上)」(1,780円)を注文。米の上にサバといくらがあしらわれた丼で、ビジュアルは完璧。これ絶対に美味いやつじゃん。
そしてこの丼の特徴はもう一つあり、サバの骨を揚げた大きな「骨せんべい」が付いてくる。海鮮丼を食べつつ、箸休め的に楽しむわけだ。
■あまりの美味さに衝撃
わさび醤油を回しかけ、一口頬張ると…これは美味い!! ごろっとぶつ切りのサバとねぎとろのようにたたかれてねっとりとしたサバが口の中で広がる。新鮮で全く臭みがなく、しっかりと旨味も感じられる。焼きサバも大好きだが、生のサバもこんなに美味しいのか…と感動してしまった。
骨せんべいも素朴な味わいであるものの香ばしくて美味しい。日本酒などをあわせたくなってしまう。
なお、このセットにはごま味噌ダレのかかった刺し身が付いてくるため、ご飯を取り分け出汁と合わせてだし茶漬けも楽しめる。旨味が凝縮された出汁とともにかきこむと、「ここまで来てよかった」と再認識させられる。
三崎に行ったらマグロもいいがサバを楽しんでみてはいかがだろうか。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ステさん)