『世界遺産』白川郷初の8Kドローン撮影 「これまでで最も迫力がある映像」

女優・杏が5年間ナレーションを務める番組『世界遺産』が1月8日に放送。今年の10月よりパリからのリモート収録を行っている。

2022/12/22 14:00

世界遺産 8K特別編「白川郷・五箇山の四季」

2023年1月8日午後6時より、『世界遺産』(TBS系)の8K特別編「白川郷・五箇山の四季」を放送。今年5周年を迎えるのナレーションは、パリからのリモートで収録された。(※1月8日は地上波放送のためフルハイビジョンに変換して放送。来春にBS−TBSで4K放送の予定)。


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■日本の原風景ともいうべき美しい景観

世界遺産 8K特別編「白川郷・五箇山の四季」

1996年4月に放送が開始され、来春、放送28年目を迎える同番組。2023年の幕開けを飾るのは、8K特別編「白川郷・五箇山の四季」だ。四季折々の映像を収めるために、2022年1月から約1年間、春夏秋冬を通じてすべての撮影を高精細の4K、および8Kカメラで行った特別編だ。

岐阜県大野郡白川村と富山県南砺市の山間に点在する「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は1995年にユネスコの世界文化遺産に登録されており、日本の原風景ともいうべき美しい景観を保存している。今回は、そんな白川郷・五箇山の美しい四季を余すところなく紹介していく。

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■「世界遺産」の魅力を映像遺産として撮影

世界遺産 8K特別編「白川郷・五箇山の四季」

同番組では一貫して「世界遺産」の魅力を映像遺産として撮影するべく、その時代ごとに創意工夫をしている。

白川郷では現在ドローンでの撮影は禁止されているが、同番組の長年の実績が評価されて特別な許可がおり、白川郷では初めてとなる8Kドローン撮影が成功。大型ドローンに最新8Kカメラ「Canon EOS R5 C」を搭載し、冬と秋の風景が撮影された。

また、ヘリコプターによる空撮で、山々に囲まれかつては秘境と呼ばれた白川郷・五箇山を一望。さらに、「旧五箇山街道」を実際に歩いて撮影し、江戸時代に作られた古道の秘密に迫る。


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■不思議な形の雪の秘密

冬の撮影では、日本でも有数の豪雪地帯で時には3mも積もるという合掌造りの家々の雪下ろしや、合掌造り集落に積もる不思議な形の雪の秘密に迫る。降りしきる雪の中でドローンが撮影した迫力ある映像など見どころが満載だ。

世界遺産 8K特別編「白川郷・五箇山の四季」

春と言えば桜。白川郷・五箇山の合掌造り集落内にも桜が咲き誇る。舞い散る桜の中で撮影された映像で美しい春の景色を届ける。


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■美しさが際立つ紅葉最盛期

夏になると、春に田植えを行った稲が生長し、合掌造り集落に青々とした田園の稲穂が広がる。また、江戸時代、名産である和紙や食料などの物資運搬のために村人が命がけで通った山越えの道・旧五箇山街道の現在の様子にも迫る。

秋の撮影では、赤、黄など様々な色に彩られる白川郷・五箇山の紅葉にスポットを当て、その美しさが際立つ紅葉最盛期のわずかなタイミングを狙って8Kカメラで撮影。息をのむような山々の紅葉とその紅葉に映える合掌造り集落の姿や、秋の風物詩でもある火災予防で毎年行われている一斉放水の様子を伝える。

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■1カットのマイクロドローン映像