ウェイトトレーニング歴40年の100歳男性 「長寿の秘訣はジムに通うこと」
健康的な食生活とライフスタイルが肝心のようだ。
ジムやプールといった運動施設に行くと、若者より高齢者の数が多いことがある。彼らは概してにこやかで、いわゆる「ジム友」が多く、生き生きと楽しそうだ。
アメリカで今、そんな100歳の長寿男性が世間を驚かせていることをインドの『Indiatimes』やイギリスの『Daily Mail』が報じ、大きな話題を呼んでいる。
■日々3時間をジムで過ごす
話題の男性は、アメリカ・ペンシルベニア州のハノーバーに住む100歳のレス・サヴィノさんだ。
40年前の1983年に60歳で定年退職を迎えたときから、レスさんの日課はジム通いとなった。毎日早朝に起床し、朝食を済ませると7時半から10時半までの3時間、たっぷりとジムで体を動かすようにしたという。
■40年間変わらないルーティーン
レスさんは月曜、水曜、金曜日は15種類のマシンで45回ずつのウェイトトレーニングを行い、火曜と木曜日はエアロバイクやトレッドミルなどを含む有酸素運動に励む。この1週間のルーティーンは、40年間まったく変えたことがないのだそうだ。
また、日々の生活において心掛けていることがある。基本的に食事は野菜と魚介類のみで、体調不良になってもほとんどの場合は薬に頼らず、自然に治るのを待つという。
■「人生を楽しみたい」
ジムに通う理由について、「人生を楽しみたいから」と話すレスさん。周囲の高齢者が入退院を繰り返し、介護施設に入居し、年齢を理由に何もせずに静かに過ごしている姿を目にすると、その度に心を痛めている。
一方で「自分自身は30歳の時と何も変わっていないと感じる」と明かし、エクササイズを終えてジムを出る時の爽快さや達成感に、大きな喜びを感じているという。
■ご褒美も忘れずに
レスさんはメディアの取材に対し、「最近は若い方でも薬に頼りすぎている」と嘆き、「タバコはだめ。喫煙は一切しません」と話す。エクササイズと健康的な食生活は、薬よりも大きな効果があると感じているそうだ。
ただし「時には自分を甘やかすことも大事なんです」とも言い、昼食後にはご褒美としてクッキーやチョコレートプリンを食べ、じつは毎晩マティーニを2杯ほど飲んでから床に就くと明かしている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)