11歳女児の体を触ったスクールバス添乗員を逮捕 映画館に連れ出し…
平日の白昼堂々、小学生とみられる女の子を連れて映画館へ。ただでさえ怪しまれる行為だった。
大勢の元気な子供たちを学校まで送迎する、それはにぎやかスクールバス。運転士や添乗員は子供が好き、かつ責任感が強くなければ務まらないだろう。
そんな中、インドでは人々の信頼を裏切る許しがたい事件が起きてしまったようだ。『Flipboard』『Times Now News』などが報じている。
■スクールバスの添乗員が…
インド・ケララ州パラカド地区のチットゥールという町で、このほどスクールバスの添乗員(介助員とも)として勤務していた男が警察に逮捕された。
在校生である小学校高学年の女子児童に性的ないたずらを働いた疑いが持たれているが、信頼を裏切られた教職員、子どもたち、そして地域住民は大きな衝撃を受けている模様だ。
■女子児童を映画に誘う
この事件で逮捕されたのは、パラカド地区のヴァンディパラヤム村に暮らす60歳の男で、警察は「ラジャゴパル」と姓のみ公表している。
ラジャゴパルは事件当日、まだ授業がある時間だったにもかかわらず、11歳の少女に「映画を見に行こう」と声をかけ、誘い出すことに成功するとチットゥールの映画館に連れていった。
■周囲の客が目撃
上映時間になると、少女は映画に夢中に。するとラジャゴパルは少女の体を触り始め、それに気づいた客が劇場スタッフに声をかけ、警察に通報するよう告げた。
ほどなくしてラジャゴパルは未成年者への性的虐待や誘拐などの容疑で逮捕されたが、授業を受けるべき平日の日中に児童を外に連れ出したことは、言語道断の違法行為だ。警察が現在、小児性愛者の疑いがあるラジャゴパルについて、余罪などを調査中だ。
■アメリカでは飲酒運転事件も
2019年9月にはアメリカ・ワシントン州で、女のスクールバス運転士が逮捕されたことがある。大勢の子供が乗っているにもかかわらず、酒を飲んだ状態で暴走や激しいバウンドを繰り返したのだ。
自宅に到着した子供たちから警察への通報が相次いだが、運転中に「今の私は完全にクレイジーだからね」などと絶叫するなど、子供たちに強い恐怖を与えていたという。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)