12歳息子と一緒に寝てることを告白した母親 「親に依存する大人になる」と炎上
子供の寝顔はまるで天使。その温もりを感じながら眠りにつく安心感は、何物にも代えられないのだろうが…。
日本では、遅くても小学校の中学年くらいまでには「一人寝を…」と考える親が多いようだが、欧米では育児室を確保し、赤ちゃんの頃から一人寝をさせる家庭が多い。
そんな欧米で今、「12歳の息子と今も一緒に寝ています」と明かした母親に懸念の声があがっている模様だ。イギリスの『Mirror』や『Daily Star』が報じている。
■一人寝のメリット
欧米では一般的になっている子供の一人寝。一番の理由は「子供の自立心を養うため」だというが、「一人寝によって赤ちゃんの夜泣きが減る」「母親の産後うつを防ぐことにもつながる」と話す専門家も多いという。
そんな欧米で今、ちょっとした物議をかもしているのが、スペイン・グレナダに暮らすシングルマザーのバーニー・ワトキンスさん(49)だ。
■現在も3人でベッドをシェア
カデンくん(12)とフランキーちゃん(10)の二児を育てるバーニーさんは先日、あるメディアで「今も子供たちと一緒のベッドで寝ているわ」と告白し、ちょっとした持論を展開した。
日本では、小学校6年生ともなれば「ひとりで寝たい」と言い出す子供がほとんどだ。だがカデンくんとフランキーちゃんは、それぞれの自室にベッドがあるにもかかわらず、ほぼ毎晩ママのキングサイズベッドに入ってくるという。
■「至福のひと時」に反論の声も
バーニーさんは毎晩、ベッドで子供たちを抱きしめながらさまざまな話をしてあげるという。子供たちもその心地よさが大好きで、「ずっとママと一緒に寝たい」と言ってくれるそうだ。
母親としては1日で最高に至福のひと時だといい、「思春期の子供たちとの良いコミュニケーションになっているわ。ぜひ皆さんも実践してみてください」と紹介している。
しかし、これに世間からは「子供の心の成長が遅れる」「親に依存する大人になるだけ」「いい加減に親離れ、子離れしないと」と否定的な意見があがった。
■「新生児を1人で寝かせるなんて」
バーニーさんは「私としては、そもそも産まれたばかりの赤ちゃんを一人で寝かせることの方が心配です」と反論。私たち日本人のように、新生児の頃からずっと自分の隣に寝かせてきたそうだ。
また「3人はとても強い絆で結ばれている」と言い切るバーニーさん。子供たちのきょうだいゲンカもベッドに入ると自然と収まるといい、「仲良し一家の秘訣はやはり一緒に寝ることだと思います」と話している。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)