前代未聞の「ブックカバー」が話題 ページをめくりたくなる仕様がすごい…
ひじきの消しゴムにきつねうどんのケーブル収納ケース… 架空のプロダクトの発想力が凄いと話題に。
今ツイッターで、一見ありそうで誰も思いつかなかった「斜め上のアイデア」でできた架空の文房具が話題になっている。
【話題】ミントタブレットの穴あけパンチやひじきの消しゴム”…斬新すぎる
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■ありそうでなかった斬新なアイデア…!
「#どこかの誰かに刺さればそれで良い」というハッシュタグを添え、「今月作った架空のプロダクト」として作品の写真を投稿したのは、クリエイターのミチルさん。
写真の一つは、Searchと書かれたgoogle風「検索エンジン」のブックカバー。しかもウィンドウタブ状の付箋(インデックスシール)が付属しており、本に足していくとまさにPCでネットサーフィンしまくった後の状態だ。すごい…。
そのほか、穴を開けるとミントタブレットが出てくる錯覚が生じる「ミントタブレットの穴あけパンチ」、USBケーブルがきつねうどんに変化する「ケーブル収納ケース」など、どれも一見ありそうなのに、誰も思いつかなかった作品ばかり。その斬新な発想力と、遊び心に満ちたユニークなセンスに、ただただ脱帽だ…!
■「めっちゃ欲しい」と反響
ユニークなアイデアセンスに溢れた架空のプロダクトに、心を鷲掴みにされたツイッターユーザーは数多く、ネットでは「天才すぎ!」「こういうユニークなアイデアグッズっていいよね」「ちゃんと機能を兼ね備えつつ、面白いのスゴイ!!」と大絶賛の嵐。
また「ほんと商品化お願いします」「ガチャガチャにあったら絶対まわす!」と商品化を希望する声も多く散見されており、それが叶ったなら億万長者になれると予言するコメントもあった。
記者は、そんな素敵な架空のプロダクトを制作した、投稿者・ミチルさんを取材した!
■アイデアの源は「創作したいと思った時」
お仕事でプロダクトを作ることはあるものの、ネットには創作活動としての作品を投稿しているミチルさん。その素晴らしい発想力やアイデアの源について伺うと「創作したいと思ったときに良くアイデアが思いつきます」と、まさに天才の答えを返してくれた。
そんなミチルさんによる架空のプロダクトは、コメント欄でもよく商品化を希望する声が多いが、実際に商品化されたものもある。
「オタフクソース様にお声がけ頂き、お好み焼きの鉛筆削りが商品化しました」(ミチルさん)。
この商品、見た目は一見普通のお好み焼きだが、肝心の鰹節がない。しかしこれで鉛筆を削ると、削ったカスが鰹節のようにお好み焼きに出現するのだった…! これは面白い。商品化されるのも納得のアイデア商品である。
■お気に入り作品は「トカゲの鉛筆削り」
また、ミチルさんが最近作ったもので一押しの作品は、トカゲの鉛筆削り。一見普通のトカゲだが、口から鉛筆を入れて削ることで、削り出しがエリとなり、エリマキトカゲに変化するというものである。何とユニークな作品だろう…! シャープペンと比べると需要が低いとされがちな鉛筆だが、この鉛筆削りがあれば鉛筆が使いたくなる。何より、鉛筆削りの可能性の広さに感心してしまう。
「欲しいとの声を多く頂き嬉しいです」とミチルさん。
これまでツイッター、インスタグラムで随時架空プロダクトを発表し、多くの反響を受けてきた。こうした面白いアイデアをいくつも思いつくのは、誰もができることではない。そしてアイデアを実際に形にすることも、なかなか難しいことの方が多いだろう。
それを見事叶え、多くの人の遊び心を刺激し、楽しませているミチルさんの作品。そんな類稀なユーモア溢れるセンスと、斜め上の発想力を持ったミチルさんが繰り出すプロダクトを、これからも楽しみにしていたい。