自殺や殺人現場を処理する特殊清掃員が悲惨さ激白 「部屋には血がベッタリと…」
殺人現場や遺体放置現場で活躍する特殊清掃員。その告白が世間に衝撃を与えている。
■被害者の血が部屋一面に
残酷な殺人事件が起きた現場では、まず血液が部屋の壁や床全体に飛び散っているといい、「被害者が死ぬ直前まで逃げ回っていたことがわかり、ホラー映画そのままの状況」だそうだ。
また、時間が経過した血液は糊のように凝固するため、工業用の強力な洗剤や消毒液を使用。血が染み込んだカーペットはすべて剥がして廃棄し、徹底的に掃除して1点のシミもなくなるが、それには平均12時間ほどかかるという。
■どんな現場でも敬意を忘れず
事業を始めて2年間、ステイシーさんは他にも自殺、孤独死や精神疾患の人が住んでいた場所などを清掃してきた。なかには発見が遅れ、ウジ虫がわいた遺体が数ヶ月間放置されていた現場もある。作業中は化学防護服とマスクを着用するものの、悪臭や悲惨な状況に気分が悪くなることは多いという。
「人々がやりたがらない仕事を頑張る自分を、時々誇りに思います。どんな現場でも、亡くなった人に敬意を払うことだけは忘れません」とメディアに明かしている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)