なにわ男子、関係者が明かした人気の秘密 「原点回帰」の曲で大ブレイクへ
デビューから1年で紅白初出場を果たしたなにわ男子。彼らの楽曲には「武器」があって…。
■大躍進の1年に
なにわ男子は2018年に結成され、昨年11月に『初心LOVE(うぶらぶ)』でデビュー。メンバーは大橋和也、藤原丈一郎、西畑大吾、高橋恭平、大西流星、長尾謙杜(けんと)、道枝駿佑の7人だ。
7月には、全国9ヶ所を巡る全国ツアーを開催し、同月に発売したグループ初のアルバム『1st Love』の売り上げは70万枚を突破。メンバー単独でドラマ、映画、CMに出演するなど、個々の活躍も順調。
さらに、デビューからわずか1年で紅白出場を成し遂げるなど、2022年はグループが大躍進した1年となった。
■「バラエティのスキルも高い」
あるテレビ局関係者は、業界内でもなにわ男子を評価する声が多いと話す。
「メンバー全員整った容姿の王子様系ですが、バラエティ番組でのスキルも非常に高いです。デビュー前から関西のワイドショーやローカル番組に出演していただけあって、”場馴れ”しています。バラエティに出演した際は十分すぎるくらい爪痕を残してくれるので、彼らを使いたいテレビ局は多いんですよ」(テレビ局関係者)。
親しみやすいキャラクターであることも、人気の理由の一つだろう。
■なにわ男子の曲の特徴
なにわ男子はデビュー前からたくさんの曲を歌ってきた。7月にそれらも含めたアルバムが発売されたことで、より多くの人に彼らの曲が認知されることに。
あるレコード会社関係者は、7人の曲には強みがあると指摘する。
「『ダイヤモンドスマイル』や『Time View~果てなく続く道~』、『Soda Pop Love』など、青春や恋愛をテーマにした楽曲が多いです。ジャニーズらしいキラキラした王道のアイドルソングだと言えます。
最近は、Snow Manがクールでかっこいい楽曲、今年10月にデビューしたTravis Japanが洋楽テイストの曲など、いい意味でアイドルらしくない曲が多かった印象です。その点、なにわ男子はいわばジャニーズの原点回帰ともいえる曲に重点を置いたことで人気につながったのではないでしょうか」(レコード会社関係者)。
■本格的なダンスナンバーも増える?
前出のレコード会社関係者は、”王子様系”の曲を軸に来年以降はさらなる挑戦をするのではないかと推察する。
「なにわ男子のメンバーはダンスや歌唱力が高いです。この1年でアイドルらしい曲が認知されたので、今後は本格的なダンスやクールで大人ぽいテイストの曲も増えていくのではないでしょうか。現在、彼らの主要ファン層は10~20代が多いですが、そうした楽曲を出すことで新たなファンを獲得できると思います。7人が大ブレイクするのも近いのではないでしょうか」(前出・レコード会社関係者)。
来年は”ウブ”じゃない7人を見ることができるかもしれない!
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)