岸田文雄首相の防衛増税を内山信二が猛批判 「政治家の給料カットを」
内山信二が岸田文雄首相が表明の防衛増税を猛批判。政治家にも痛みを求めた。
13日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、岸田文雄首相が記者会見で表明した防衛増税を内山信二が猛批判した。
■岸田首相が防衛増税を表明
番組は岸田首相が防衛費の増額について、その一部を増税でまかなう方針を示したニュースを取り上げる。
同首相は記者会見で「5年間で抜本的に防衛力を強化する」「国民の皆さんに私たちの今の平和で豊かな暮らしを守るために、私たちの世代が未来の世代に責任を果たすために、ご協力を頂きたい」と訴えたとのこと。
増税表明には国民から批判も出ているほか、閣僚からも反対意見が上がっていることが紹介された。
■内山が不満を爆発させる
内山は増税の方針に「とりあえず、これだけ増税をされて、物価が上がって賃金が上がらないって。防衛費云々の前に国民がもう逼迫しちゃって、ミサイルを撃ち込まれる前に、みんな倒れちゃうんじゃないかなと思って」と指摘する。
そして「すぐ増税、増税じゃなくてね。政治家の人たちのボーナスとか通信費とかね、給料をカットすればいいんですよ。そこから防衛費をまかなおうっていう姿勢がないのかなって。すぐ国民どうのこうのって言うけれど…」と不満を爆発させた。
■「上の人たちだけで…」
さらに内山は「それで結局足りないから、増税をしましょうというなら、まだわかるけど、自分らはなんにも痛手がなくて、すぐ国民でしょ?」指摘。
続けて「これ給料をカットするって言ったら、政治家の人たちはみんな多分反対しますよ、自分らは安全だから。これが自分らの給料やボーナス、通信費だとかああいうのをカットと言ったらみんな反対すると思うんですけどね」とまくし立てる。
そして「自分らは守られている位置からで、上の人たちだけで話し合ってるだけで、なんかあったら増税、増税。ミサイルから守りたいからって、このまま国の借金が増えたら、国は守れないですよ」とコメントした。
■7割が「国会議員の報酬を下げるべき」
増税のたびに国民の間で議論されるものの、実現に至っていない国会議員の報酬カット。
Sirabee編集部が2020年全国の10代〜60代男女2,168名に実施した調査では70.8%が「国会議員の報酬は下げるべきだ」と回答。高額な報酬に不満を持つ人がかなり多いことがわかっている。
内山が訴えた「増税の前に政治家の報酬を減らすべきだ」という主張に、視聴者からは納得の声が上がっていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)