「サンタさん、両親にお金をちょうだい」と手紙に書いた女児 衝撃受けた親戚が号泣
女児が望んだのは、贈り物ではなく現金だった。
子供たちが大好きなクリスマス。高額なプレゼントをいくつももらえる子供がいる一方で、親の経済状況を心配して不安を募らせている子供もいるようだ。ある8歳女児の手紙に『The Mirror』など海外メディアが注目し、内容を紹介している。
■サンタに手紙を書くことに
間もなくやって来るクリスマス。多くの子供たちがサンタクロースの訪れを待ちわびるなか、海外で暮らす女の子(8)は「私に必要なのは自分のためのプレゼントじゃない」と考えた。
女の子が今何よりも望んでいるのは、経済的に困っている両親を助けるための現金なのだ。幼い女の子は「サンタさんなら、きっとお金を届けてくれる」と信じ、サンタ宛てに手紙を書くことにした。
■親のローンまで心配し…
女の子はさっそく紙を用意し、「サンタさん、私がクリスマスに欲しいのはママとパパにあげるお金だけです」と書き込んだ。
また「生活費や住宅ローンの支払いもあって、私の両親はとても苦しい思いをしています」「私はとても悲しい気持ちです」とも書いて、理解を求めた。
■サンタへの謝罪も
女の子は「大変なお願いをしているのは分かっているの、ごめんなさい」と恐縮しながら謝りつつ、「でもどうかお願いします!」ともう一度リクエストしている。
この切ない内容に驚いた女の子のおばが手紙をツイッターで公開し、「幼い子供がこんなことを考えているんです」「それを思うと涙が溢れました」といった説明を添えた。女の子の両親がなぜそこまで生活に困っているのかなど、詳しい事情は明かしていない。
■「親が悪い」という意見が噴出
このツイートを複数のメディアが紹介したところ、多くの人から「親が悪い」という声が噴出。「子供にお金がないことを伝えるなんて最低」「そんなに貧しいのなら、子供はつくらないほうが良かったのでは?」といったコメントがインターネットに多数書き込まれた。
日本でも、「子供には収入・家計に関する話は絶対にしない」「余計な心配をかける意味はない」という親は多い。その一方で、ある程度の経済状況は子供にも伝えるべきだという人もいる。
家庭によって方針も事情も異なるが、サンタクロースに現金をねだった女の子については「かわいそうでならない」「親が残酷」と考えた人が多かったようだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)