あの、「『頑張れ』の基準を一律にしないで」 改めて明かした思いに反響
話題を呼んでいたインタビュー記事について、改めて真意を明かしたあの。ファンからは「考えさせられる」の声が。
■インタビュー記事が話題に
あのは12日にインターネット上に掲載されたインタビュー記事の中で、2013年にアイドルとしてデビューするまで、人間関係になじめず長く引きこもり生活をしていたことなどを振り返り、「『頑張れ、頑張れ』っていう世の中がしんどい」などと語った。
引きこもりやいじめなどで悩んでいる人に向けて、「逃げることは決して悪いことじゃない」「自分で選択をすることに意味があるから、それを失敗と後から思ったとしても、自分で選んで行動したことは絶対に正しいと思う」と話していた。
このインタビュー記事は話題を集め、ネット上では賛同する意見の一方で、「頑張れという言葉をしんどいと言われる時代が来るとは」「頑張らずに自分のやりたいことだけをやってる人ばかりになったらこの世の中は立ち行かなくなります」といった声もあがっていた。
■「押し付けや追い込みになることも」
インタビューへのさまざまな反応を受け、あのは「沢山のご意見ありがとうございます。一応言うと何でもかんでも『頑張らなくていい』とは思ってないです。頑張らないといけないときは、自分が一番分かってるから、誰かに言われる頑張れは応援に付随することもあるが押し付けや追い込みになることもあって、『頑張れ』の基準を一律にしないでってことかな」と改めて発言の意図を説明。
続けて、「つまり自分で自分がどうしたいか気づかないと本当の意味では何も変われないってことでもあります。自分がどうしたいか、頑張り方の違いがあるということ、目標・目的があれば誰かに言われなくても勝手に動いてるもの、そうじゃないうちはゆっくり歩けばよくない?」とつづり、「訳もわからず頑張り続けて自殺するの?」と問いかけている。
■「考えさせられる」の声
あのの投稿に、ファンからは「頑張れでも押し付けと応援があるってとこ、すごい考えさせられる」「人それぞれの頑張り度合いがあるってことやね」「あのちゃんのこういう発信で救われる人いるだろうな」と納得する声があがった。
また、実際に仕事などで悩んでいた人から「壊れるくらいなら頑張らなくてもいいと思ってる。また頑張るときに頑張れば」「逃げるときは逃げるって大事ですよね」「あのちゃんの言葉が僕の支えになりました」と共感が寄せられている。