息子の墓前に供え物を置くたびに盗まれ… 罰当たりな犯行に母親の怒りが爆発
子供への思いを踏みにじられ、女性が激怒した。
愛する我が子に先立たれても、親の愛情は変わらない。「誕生日にはせめて贈り物を…」と考えた女性が墓にプレゼントを供えたが、盗まれて悔しい思いをしていることを、『The Daily Star』など海外のメディアが伝えている。
■悲しい出来事がまたしても…
ポーランドで暮らす母親が幼い頃に亡くなった息子のお墓に行き、消防車の玩具をそっと置いて帰ってきた。その日は息子の誕生日で、天国にいる我が子を思っての行為だったが、しばらくすると玩具は消えた。
何者かに盗まれたことに気づいた母親は、ひどく腹を立てた。墓前に何を置いても盗まれる。このような被害にあったのは、なんとこれで4回目だったのだ。
■SNSに悔しい思いを書き込んだ母
「このコソ泥め」「バチが当たればいい」「あなたは墓地に出るハイエナ野郎よ」。母親は被害前に撮ったお墓の写真にそんな言葉を添え、SNSで公開。被害について詳しく書き込んだ。
なおこの母親は、盗みの目的について「自分の子供や孫にあげるんでしょう」と推測。「私にとって思い入れが大きい品だったのに」と付け加えて、怒りをあらわにしている。
■「シェアして」とユーザーに懇願
母親はユーザーに「どうかこの投稿をシェアしてください」とお願いし、「そうすれば泥棒が玩具を返してくれるかもしれません」とも書き込んだ。
これには、多くの人が驚き同情。「先立った子供の誕生日をお祝いしてあげたい。ただそう願う親にこんな悲しい思いをさせるだなんて…」とコメントした人もいる。
■同じような被害を訴える人も
母親の投稿を見たユーザーのなかには、「同じ経験がある」という人たちもいた。そのうちの一人は「娘のお墓に供える物を盗まれる被害に8年もあってきました」「今は以前に比べると被害が減っています」「昔は何を置いてもすべて盗まれたものです」と説明している。
これらを受け、一部のメディアは「窃盗は転売目的だろう」と判断。「新品として売り払われないよう、少しだけ壊してから供えてみてはどうか」と提案し、小さな監視カメラなどを設置する防犯アイデアも紹介している。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)