「牛乳を冷蔵庫のドアポケットに入れてはダメ」 意外な理由を明かす動画に物議
動画のアドバイスに従えば、牛乳が腐る頻度は低くなるかも…。
意外に腐りやすい牛乳。「冷蔵庫に入れていたのに…」とうんざりした経験がある人も多いようだ。そういう人にとっては大変ありがたい保存法に関する動画に、『The Sun』など海外メディアが注目している。
■牛乳はどこに置く?
牛乳を買ってちゃんと冷蔵していたにもかかわらず、「賞味期限前に腐って飲めなくなった」という人は案外多い。
そんななか、TikTokのユーザーが牛乳の冷蔵保存に関する動画を公開。「冷蔵庫のドアポケットには置かないで」「冷蔵庫を開けるたびに冷気が逃げて鮮度に影響が出てしまいます」という説明を添え、「(ドアポケットではなく)冷蔵庫の奥に置くべきです」とアドバイスした。
■「意味はない」という反論も
この動画が大変な話題になるなか、一部のユーザーは「ドアを開けるといっても2~10秒」「たいていはすぐにドアを閉めるものですよ」と指摘した。
しかし動画を公開した人物は、「1日に何回ドアを開けるのですか」「(冷蔵庫は何度も使うのだから)ドアが開いている合計時間は長くなるのです」と説明している。
■冷蔵庫のサイズも重要に
「うちも牛乳は冷蔵庫の奥にしまう」というユーザーも多くいるが、「冷蔵庫が小さいので、奥に立てた状態で置くことは不可能」「奥に入れると牛乳がこぼれてしまう」という人も少なくない。
学校給食に出されるような小さいパック牛乳に変えてみる、または料理やシリアルに使って早めの消費を意識するのも良いアイデアかもしれない。
ちなみに日本では卵もドアポケットに置くことが多いが、そちらについても鮮度が命。また震度に弱いため、やはり冷蔵庫の奥に入れておくのが一番良いと言われている。
■「牛乳が好き」6割以上
Sirabee編集部が全国の10~60代の男女1,894名を対象に調査を実施した結果、牛乳が「大好き」と答えた人は21.3%。「まあまあ好き」が43.8%で、牛乳を好む人は65.1%と高い割合になった。
冷蔵庫を買い替える機会がある人は、食品だけでなく牛乳の鮮度保持についても意識して選ぶと良さそうだ。