じつは3割が勘違い サッカー「みとま」選手の正しい漢字は三笘? 三苫?
サッカー日本代表で大活躍の「みとまかおる」選手。「みとま」を漢字変換すると、三笘・三苫の2種類あるのだが正解は…。
サッカーワールドカップのカタール大会。日本時間の12月6日午前0時から、日本は決勝トーナメント1回戦で初のベスト8をかけ、前回のロシア大会で準優勝のクロアチアと対戦する。
■三笘薫選手の活躍
今大会の注目選手のひとりとして挙げられるのは、1次リーグのスペイン戦でライン際のボールを折り返し、決勝点をアシストした三笘薫(みとまかおる)選手だろう。ネット上でも三笘選手の活躍をSNSで応援や賞賛する書き込みがとても多い。
しかし、「三笘」の「笘」という字は気を付けなければ、別の文字に変換してしまう場合があるようだ。
■かんむりの部首をよく見ると…
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女826名を対象に調査を実施。「みとまかおる」選手の正しい漢字を選んでもらったところ、正しいたけかんむり「三笘」を選んだのは64.4%、間違ったくさかんむりの「三苫」を選んだのは35.6%だった。
スマホやパソコンで「みとま」を変換するとこの2種類が候補に挙がる。小さいフォントであれば、もしかしたらミリ単位の間違いに気付かずスルーしてしまうのかもしれないが、それぞれの文字を拡大してみると、かんむりの部首が異なる。
■「三苫駅」「苫小牧市」はくさかんむり
では、くさかんむりの「三苫」は、なぜ変換候補に挙がってくるのだろうか。じつは、福岡県福岡市の地名や西鉄貝塚線の三苫駅があるためだ。
また、北海道の道央、札幌市の南側にある苫小牧市も、くさかんむりの「苫」であり、勘違いしやすい原因のひとつになっているのかもしれない。
■悲願のベスト8へ
本日24時からキックオフ予定の対クロアチア戦。日本はこれまで3度決勝トーナメントに進んでいるものの、いずれも1回戦で敗れている。
ワールドカップでは過去まだ勝ったことのないクロアチアに、日本はどのように戦うのか、また、三笘選手の出場機会はあるのか。堅い守りのクロアチアに勝って、悲願のベスト8進出をねらう。
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(文/Sirabee 編集部・小河 貴洋)
対象:全国10代~60代男女826名(有効回答数)