堀江貴文氏、旧統一教会2世問題に本音 「そんな親の下に生まれてきて…」
不十分さが指摘される旧統一教会の被害者救済法案だが、堀江貴文氏は淡々とした反応を示す。
ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が、4日生放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。閣議決定を経て国会提出された旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる被害者救済法案に、「自分でどうにかするしかない」「こどもがあれこれ言う問題ではない」などと述べた。
■不十分さが指摘される法案
同法案に対しては、全国霊感商法対策弁護士連絡会が「このままの法案では被害者救済のためには使いづらい」と指摘するなど、実効性に対する疑問が噴出中。
番組も、高額な献金をしても取り戻せるのは扶養の範囲内といった問題点を指摘し、旧統一教会の二世信者として被害を訴えた小川さゆりさん(仮名)も、取材に対して「取り戻せるのは月数万程度」「弁護士費用だけで赤字」などと苦言を呈した。
■小声で歯切れ悪く…
こうした問題に関し、堀江氏は司会の爆笑問題・田中裕二からコメントを求められたが、「僕はあんまり興味ないですね…」と小声でボソリ。
続けて、「あ、僕に聞かないでって感じなんですけど」と述べ、普段のコメントからはほど遠い歯切れの悪さを見せる。
スタジオにも妙な空気が漂う中、レギュラーの杉村太蔵は「なんで?」と堀江氏にたずねた。
■「個人の自由」「自己責任」
すると、歯切れの悪かった堀江氏は、「だって、まぁ… 僕はある程度、自分のお金を何に使うかってのは個人の自由だと思ってるから」と本音を吐露。
続けて、「(宗教二世の)こどもがあれこれ言う問題ではないと僕は思ってる立場なんで… そんなこと言われてもなぁっていうふうには… 自己責任かなぁって」との持論を述べた。
■太田光は堀江氏に理解
堀江氏はさらに、「そんな親の下に生まれてきて、“親ガチャ”がどうのこうの言ってるけど、まぁ自分は自分でどうにかするしかないんじゃないですか?」ともコメント。
しかし、これが冷淡だという自覚もあるようで、「まぁ僕はそう思ってるんで、あんまそういうこと言うとまた叩かれるじゃないですか!?」「やだぁ、もうホントに~」と漏らし、スタジオからは笑いが起こった。
これに対し、爆笑問題の太田光は「まぁでも、それもひとつの意見で」と堀江氏に理解を示している。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)