テレビ大好きすぎる息子に斬新な「無限テレビの罰」 保護者の間で意見が真っ二つ
わが子がテレビやゲーム、YouTubeに夢中で手を焼いている親は多い。
わが子が見ているテレビや興じているゲーム、SNSやオンラインコミュニティでの繋がりを含め、現代の子育ては悩みが尽きないといわれている。子供に任せきりという親もいれば、細かく干渉する親もおり、向き合い方は各家庭でさまざまだ。
そんななか、ある両親の行動に世間から賛否の声が相次いでいることを、『Oddity Central』や『THE TIMES OF INDIA』などの海外メディアが報じた。
■テレビが大好きな息子
中国・湖南省に暮らす夫婦は、テレビを観ることが大好きな8歳の息子に日頃から頭を抱えていた。
ある日のこと、ふたりは息子に「宿題を終わらせてシャワーを浴びたら、ご飯も済ませて夜8時30分には寝てね」と告げ、自宅を留守にした。どうしても夫婦で出かけなければならない予定が入ったためだった。
■約束を守らずテレビ観賞
夫婦が夜遅くに帰宅すると息子はテレビを観ており、なんと宿題やシャワーも終わらせていなかった。激怒した夫婦はそのあと一晩中、「無限テレビの罰」を息子に科した。
どんなに眠くても朝まで夜通しテレビを観させるという方法で、大喜びの息子はテレビの前に座り、上機嫌でスナックを頬張るなどしていた。次第に疲れと眠気を見せはじめるが、母親がそれを無理やり起こす様子も映像から伺える。
■朝5時まで続いた罰
眠気に勝てなくなった息子は、自分の部屋に向かおうとするが、母親からテレビの前に連れ戻されてしまう。ついには泣き出すが母親は容赦せず、そのやりとりは最終的に朝5時まで続いたという。
一連の様子を捉えた映像が世間に拡散されると、SNSでは「テレビやゲームを止めさせたい気持ちはすごい分かる」「逆にテレビが嫌いになって効果的かも」という声が相次いだ。しかし「厳しすぎる」「虐待では?」など反対意見も目立ち、世間の声はやがて真っ二つに割れた。
■厳格な子育ては必要か?
議論はさらに「厳しすぎる子育ての是非」にまで発展。専門家によると、脅しや暴力的に叱られて育った子供には、うつ病や不眠、摂食障害、不安症状をはじめ、自尊心の低下や学業不振などの症状を引き起こす可能性が高いというのだ。
すると「昔のように怒鳴るのは虐待だ」「甘やかすばかりでは良くない」「厳しさがないと子供になめられる」とさまざまな意見が。いずれにせよ、子供を反省に導くような言葉を考え、冷静に叱る親でありたいものだ。
■無限テレビの罰はアリかナシか?
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)