女子寮トイレにカメラを仕込んだ男子大学生が逮捕 1200人超が盗撮被害に
この男には複数の女友達がおり、たびたび寮の部屋を訪れていた。
近年、非常に増えている犯罪のひとつが盗撮だ。このほどインドで、女子トイレの個室に極小サイズのカメラを忍ばせ、盗撮を行っていた男子大学生が逮捕された。『Times Now News』などが報じている。
■私立大学の女子寮で
盗撮事件が起きたのは、カルナータカ州バンガロールのホセーカーハリ近郊にある私立大学に併設された、ホステルと呼ばれるタイプの女子寮。犯行は女子トイレの個室で行われ、警察は1,200名を超える女子学生が被害にあったと発表している。
ホセーカーハリの周辺には6つほど大学があるが、風評被害を考慮してか、警察は具体的な学校名を明らかにしていない。
■ノックしたが返事もなく…
事件はホステルの女子トイレで、並んで空きを待っていた女子学生2名の通報により発覚した。ある個室のなかにいる者がドアの隙間からじっと彼女たちを見ていたといい、不審に思いノックしたが返事がなかったという。
さらに、いつまでも出てこないことから職員に通報して防犯カメラを確認してもらったところ、若い男が女子トイレに忍び込む様子が映像に収められていた。
■携帯電話に多数の盗撮データ
男は同じ大学の法学部に通う男子学生で、隠しカメラが捉えた映像を離れたところから自身のスマートフォンで閲覧していた。携帯電話は2機押収され、余罪を思わせるデータも多数確認されたという。
なお、この男には複数の女友達がおり、たびたびホステルの部屋を訪問していた。バスルームを利用する彼女たちの裸体を隠し撮りしていたことも、この事件の後に明らかにされている。
■反省を知らない常習犯だった
男はそのバスルーム盗撮事件について、被害者や大学宛てに謝罪文や始末書を提出しただけで容赦されていた。だが今回により、男が盗撮の常習犯で反省していないことは明らかだとして、大学はその身柄を警察に突き出した。
女子学生が排泄する様子を盗撮するという卑劣な行為。裁判ではこの男に厳罰が下ると予想されている。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)