金子恵美、松野博一官房長官の姿勢に苦言 「中間管理職って…」
金子恵美が松野官房長官の仕事に対する姿勢に苦言を呈した。
■岸田内閣に「防波堤」が不在?
番組は岸田内閣に「防波堤になる役割がいない」と指摘する新聞記事を取り上げる。
それによると岸田派の閣僚だった葉梨康弘氏と寺田稔氏が事実上の更迭となり、松野官房長官は安倍派で自らを「中間管理職」と称している状況とのこと。
また自民党の茂木敏充幹事長も「ポスト岸田の立場」だと紹介された。
■金子が松野官房長官に苦言
金子は「松野官房長官は、『なにをおっしゃっているんですか』って私は本当に思う」と指摘する。
続けて「中間管理職って。全力で守るっていうね、安倍政権のときの菅(義偉)さんのように、本当に菅さんが守ったからこそ、国葬でもあれだけの弔辞を述べられましたよね、贈る言葉」と話す。
そして「その言葉、松野さん、岸田さんが万が一亡くなったとき、できますかっていうくらい、全力で守ってる気が私にはしないですね」と苦言を呈した。
■萩生田政調会長には理解
話題は萩生田光一自民党政調会長が、経済産業相を退任した山際大志郎氏を岸田首相や茂木幹事長に相談せずに、コロナ対策本部長に就任させたとされる件に。
金子は「山際さんは大臣を辞めて党の役職かという批判もたしかにあったんですけれども、正直コロナ対策本部長がそんなに私は要職っていうよりは、ある種脇役と言ったら変ですけども、担当大臣が党に行ったら本部長になるっていうことはある」とコメントした。
■「誰も防波堤になっていない」
岸田内閣の現状については「官邸内は木原官房副長官が今、がんばっていらっしゃいますけれども、本当に守るという姿勢を持っているのがなかなか見えていない」と指摘。
続けて「もう岸田さんが1人、誰も防波堤になってないっていう。大波が来たら、そのまま漂流しちゃうような、そんな状況にあるかなっていう。大波、来ているんですけども、結構」と語っていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)